27卒以降は今のうちに何をやっておくべき?準備しておくと良いことまとめ


大学生活は、自己成長をする上で非常に大切な期間です。特に大学生活の前半、つまり1年生から2年生にかけての時期は、将来の成功の土台を築く重要な期間と言えます。この時期に適切な準備と経験を積むことで、後半の就職活動や将来のキャリアに良い影響を与えられるでしょう。

本記事では、大学生活特に注力すべきことと、やっておくと良いことについて解説していきます。

各学年で意識しておくべきこと

大学生活は学問を深めると同時に、社会に出る準備を整える貴重な期間です。ここでは、大学1年生から3年生までの各学期で特に注力すべき点について見ていきましょう。

大学1年生 前半

大学生活のスタートラインに立った1年生の前半は、新しい環境に慣れることが最優先です。高校までとは大きく異なる大学の学習スタイルや生活リズムに適応することが求められます。この時期は、授業の履修登録や中間テスト、レポートなど、大学の講義の基本を理解しておきましょう。

また、大学生活を充実させるために、サークルや部活動に参加することをおすすめします。これらは同じ興味を持つ仲間との出会いの場となり、大学生活を楽しむきっかけになります。ただし、参加するサークルや部活は慎重に選びましょう。

大学1年生 後半

1年生の後半に入ると、大学生活にも慣れてきていることでしょう。この時期は、自分の興味関心を深掘りし、将来のキャリアについて考え始める良いタイミングです。

まず、前期の履修講義を振り返り、自分の得意分野や苦手分野を把握しましょう。苦手科目がある場合は、早めに対策を立てることが重要です。

また、大学生活の夏休みは非常に長いため、語学留学などの参加を検討してみましょう。海外経験は、語学力の向上だけでなく、異文化理解や自己成長にもつながります。国内でも、ボランティア活動やインターンシップなどさまざまな経験を積むことができます。

大学2年生 前半

2年生の前半は、大学生活の中間地点に差し掛かる重要な時期です。また、1年生のときは教養的な内容が多かった講義が徐々に専門的になってくる時期でもあります。

そして、インターンシップへの参加を本格的に検討するためにも良いタイミングです。インターンシップは実際の職場環境を体験し、自分の適性を確認する絶好の機会となります。後半にある夏季休暇を利用して、興味のある業界や企業のインターンシップに参加してみましょう。

大学2年生 後半

2年生の後半は、就職活動を見据えた準備期間としても重要です。この時期は、自己分析をさらに深め、具体的なキャリアプランを立てる段階に入ります。

また、この時期はインターンシップへ参加する良いタイミングです。春にはスプリングインターンが実施されており、さまざまな企業が長期インターンの募集を行っています。より深く企業や業界を知る機会となり、就職活動の際の大きな強みになります。

学業面では、専門性をさらに深める時期に差し掛かります。研究室やゼミの選択が近づいてくるため、自分の興味のある分野や将来のキャリアに関連する分野をより深く学ぶことが重要です。卒業論文のテーマについても考え始めてみてください。

大学3年生 前半

3年生の前半は、就職活動本番に向けた準備が本格化する時期です。この時期は、これまでの大学生活で培ってきた知識やスキル、経験を整理し、就職活動に向けて具体的な行動を起こす段階に入ります。

早い企業だと、9月頃から就職活動の選考がスタートします。それに備え、OB・OG 訪問や企業説明会への参加を積極的に行い、実際の職場環境や仕事内容について情報収集することをおすすめします。

まず、業界研究や企業研究を徹底的に行いましょう。興味のある業界の動向や、志望企業の経営状況、事業内容、企業文化などを詳しく調べることが重要です。新聞や経済誌を定期的に読むことで、最新の業界動向や経済情勢にも敏感になれます。

また、就職活動に必要なスキルの強化も重要です。特に、面接対策やグループディスカッションの練習は早めに始めることをおすすめします。大学のキャリアセンターや就職支援サービスを利用して、模擬面接や模擬グループディスカッションに参加したり、実践的なトレーニングを積んだりすることが有効です。

さらに、インターンシップへの参加も積極的に行いましょう。この時期のインターンシップは、就職活動直結型のものが多くなるため、より真剣に取り組む意識が重要です。

大学3年生 後半

3年生の後半は、就職活動が本格的に始まる時期です。これまでの準備を活かし、実際の就職活動に全力で取り組むことになるでしょう。

まず、エントリーシートの作成と提出が始まります。企業ごとに異なる設問に対して、自己分析や企業研究の結果を踏まえて、具体的かつ魅力的な回答を考えなければなりません。また、Web テストや筆記試験の対策も並行して行う必要があります。特に、SPI などの一般的な適性検査は、早めに対策を始めることをおすすめします。

面接も本格化します。個人面接やグループ面接、グループディスカッションなど、さまざまな選考形式に対応できるよう準備を進めましょう。面接では、自己 PR や志望動機を論理的かつ説得力のある形で伝えることが求められます。

一方で、学業を疎かにしないことも重要です。就職活動と学業の両立は難しいですが、卒業に必要な単位の取得や卒業研究の進行にも注意を払う必要があります。特に3年生の後半では、ゼミにおける卒業論文のテーマ選定なども行っていくことになるため、就職活動と学業のバランスが重要になります。

大学生前半でやっておくべきこと

大学生活の前半、特に1年生から2年生にかけての時期は、将来を左右する重要な期間です。この時期に適切な準備と経験を積むことで、後半の就職活動や将来のキャリアにプラスの影響を与えられます。ここでは、大学生前半で特に注力すべきポイントを見ていきましょう。

とにかく単位取得

大学生活で最も重要な目標は、無事に卒業することです。そのためには、必要な単位を着実に取得していく必要があります。特に1年生のうちから計画的に単位を取得することで、後々の負担を軽減できます。

単位取得のコツは、まず履修登録の段階で戦略的に科目を選択すること。必修科目はもちろんのこと、興味のある、または得意な選択科目をバランス良く組み合わせていきましょう。また、難易度の高い科目と比較的取得しやすい科目を適度に混ぜることで、モチベーションを保ちながら着実に単位を積み上げられます。

授業への出席は言うまでもなく重要ですが、単に出席するだけでなく、積極的に授業に参加することが大切です。教授の話をよく聞き、疑問点があればその場で質問する習慣をつけましょう。また、授業後の復習も忘れずに行ってください。その日のうちに授業内容を振り返ることで、理解度が格段に上がります。

興味のある分野を見つける

大学生活の前半は、自分の興味や適性を探索する絶好の機会です。さまざまな分野の授業を受講したり、課外活動に参加したりすることで、自分が本当に熱中できる分野を見つけられます。

まず、大学の講義を幅広く受けてみましょう。専攻分野の科目はもちろんのこと、他学部の授業や教養科目にも積極的に挑戦することをおすすめします。思わぬところで自分の興味を引く分野に出会えるかもしれません。

課外活動も、興味ある分野を見つける良い機会です。サークルや部活動、学生プロジェクトなどに参加することで、授業では得られない経験や知識を得られます。また、同じ興味を持つ仲間と出会うことで、その分野への理解をさらに深められるでしょう。

また、アルバイトやインターンシップなどの実践的な経験を通じて、興味のある分野を見つけることもできます。実際の仕事現場で得られる経験は、自分の適性や将来のキャリアを考える上で貴重な情報源となります。

自分の向き・不向きを見極める

大学生活を通じて、自分の強みや弱み、適性を理解することは非常に重要です。特に前半の時期に自己分析を行うことで、後半の就職活動や将来のキャリア選択に大きく役立ちます。

どのような科目や活動に対して熱中できるか、逆にどのような分野で苦手意識を感じるかを意識的に観察して分析しましょう。また、グループワークやプレゼンテーションなどの機会を通じて、自分のコミュニケーションスタイルや協調性についても客観的に分析することをおすすめします。

友人や先輩、教授からのフィードバックも貴重な情報源です。他者からの評価を謙虚に受け止め、自己認識と照らし合わせることで、より客観的な自己理解につながります。

英語レベル向上や資格獲得に時間を使う

大学生のうちに磨くべきスキルとしては、英語力の向上が挙げられます。資格の取得も将来のキャリアにおいて大きなアドバンテージとなるでしょう。大学生活の前半は、これらのスキルアップに時間を投資する絶好の機会です。

英語力向上のためには、まず自分の現在のレベルを把握することから始めましょう。TOEIC や TOEFL などのテストを受け、現在のスコアと目標レベルを設定することが大切です。目標が定まったら、計画的に学習を進めていきます。大学の語学授業はもちろん、オンライン英会話や英語ニュースの視聴、英語の本や記事を読むなど、日常的に英語に触れる機会を増やすのが効果的です。

また、留学やワーキングホリデーなどの海外経験も、英語力向上を目指す上で有効な手段です。長期休暇を利用して短期留学プログラムに参加するなど、実践的な英語使用の機会を積極的に作るようにしましょう。

資格取得に関しては、自分の専攻分野や将来のキャリアに関連する資格を選択することが重要です。IT 系の資格、会計や財務関連の資格、教員免許など、業界や職種によって求められる資格はさまざまです。資格試験の情報を集め、受験までのスケジュールを立てて計画的に勉強を進めていきましょう。

インターンシップに参加しておく

大学生活前半からインターンシップに参加することは、将来のキャリアを考える上で非常に有益な経験となります。インターンシップを通じて、実際の職場環境や仕事の内容を肌で感じられ、自分の適性や興味を再確認する機会にもなるでしょう。

インターンシップは、単に就職活動のためだけでなく、自己成長の機会としても捉えることが重要です。さまざまな業界や職種を経験することで、自分の視野を広げ、キャリアに対する考え方を深められます。大学生活前半のうちに複数のインターンシップを経験することで、後半の就職活動をより明確な目的意識を持って臨めるでしょう。

まとめ

大学生活は自由度が高い分、自己管理能力が問われます。計画的に行動し、目標に向かって着実に歩を進めていくことが大切です。その一方で、柔軟性も忘れないようにしましょう。予期せぬ出会いや機会が、あなたの人生を大きく変える可能性もあるからです。

本記事で紹介した指針を参考に、皆さん一人ひとりが、充実した大学生活を送り、輝かしい未来への確かな一歩を踏み出せることを願っています。

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