HATARACTION! for NEW GRADUATE

2022.03.28

心のワクワクを追求する。
「自分らしく輝く人を増やす」ために行動し続ける、新卒2年目社員の挑戦。

  • 宮原 大樹 (みやはら だいき)

    新卒2年目

    タレントシェアリング事業部 サービス企画グループ

    2020年に新卒で入社後、経営課題解決に取り組む企業にアドバイザーを紹介するコンサルティングサービス「i-common(※現 HiPro Biz)」のコンサルタントに配属。1年目の後半からは、同じ事業部内のスタートアップ向けチームの立ち上げメンバーに任命される。2年目からはサービス企画グループにて新規事業立ち上げを担う。

新卒1年目で目標達成率200%以上をたたき出し、さらに事業部内の新人賞も受賞した宮原。現在は2年目にして新規事業の立ち上げを担うなど、若手ながら圧倒的に成長し続けています。誰かの役に立つことにひたむきで、その想いに共感した人々に支えられている彼の姿は、まるで少年漫画の主人公のよう。そんな宮原の想いの原点と、成長の軌跡、そして挑戦について話を聞きました。

Index

学生生活を通して気づいた「自分らしく輝く人を増やしたい」という想い。

まずは、どんな学生時代を過ごしていたか教えてください。

宮原

幼稚園から高校までサッカーをずっと続けてきました。また、大学では友人とバックパッカーとして世界中を旅したり、ファッションメディアのカメラマンや、学生向けの就活支援スタートアップでキャリアアドバイザーとして長期インターンをしたり。

さまざまな経験をしてきたのですね。

宮原

特にサッカーの経験が、私にとって大きかったですね。小学校4年生のころから、飛び級で上の代での試合に出ていたこともあり、中学1年生の私は正直てんぐになってしまっていました。そんな自分を変えるきっかけになったのが、試合開始5分で私をベンチに戻した監督のある言葉でした。

どんな言葉ですか?

宮原

「確かに点につながるパスは出している。ただ、お前はどうして仲間のために走れないんだ。みんなで試合をやっていることを忘れるな」って。正直そのときは、何を言われているのか理解できなかったのです。けれど、どんどん試合に出られなくなって、仕方なく周りに目を向けてみる。すると、試合に出られない先輩が、誰よりも大きな声で仲間を応援してくれていました。「大樹が試合に出て、チームを県大会に導いて」と言ってくれる親御さんも。その言葉にハッとしました。周りの支えがあって自分が輝けていたことに気づいたのです。

大きな気づきですね。

宮原

また、大学時代のバックパックの経験からも大きな影響を受けました。宿では、みんなで毎晩飲み会をしていたのですが、そこにはバカンスで来ている人、明日帰国する人、飛行機が運航停止になって延泊している人など、さまざまな人がいます。今日この場この日に出会えた奇跡と、一緒に楽しく飲めているこの幸せに感謝しなきゃと思いましたね。自分の旅の楽しい思い出は、いろんな人の存在があって成り立つものだからこそ、強くそう感じました。

先ほどのお話と少しつながっている気がします。

宮原

そうですね。「私はさまざまな人の支えがあって自分らしく輝いてこられた。人は誰かの支えで生きている。今度は自分が還元したい」と考えるようになり、それが就活の軸になりました。

その想いを持つ中で、なぜパーソルキャリアに入社したのでしょうか。

宮原

就活を始めてまず考えたのは、人生どうありたいか、死ぬときにどうなっていたいかということです。私はとにかく面白いことが好きなので「あー、人生面白かった!心から楽しんだ!」と言って終わりたいなと思いました。仕事の本質は「どこかの誰かにどんな貢献をするか」だと捉えていたので、では、どんな仕事をすれば人生面白かったと最後に思えるのだろう。それは人生を通じて、一番大事にしている「自分らしく輝く人を増やす」という想いをかなえることではないかと考えたのです。その考えを軸に企業を探している中で出会ったのがパーソルキャリアでした。

パーソルキャリアのどこに惹かれたのでしょうか?

宮原

一番は、出会った社員が熱い想いを持っていて、互いの想いを尊重し合っていた点ですね。例えば面接で「誰もが正しく評価される社会をつくり、人々のチャレンジを応援したい」と語ってくれたり「宮原君がその想いを達成するために、一番いいと思う会社に行けばいいよ」とアドバイスをくれたり。私の想いはもちろんですが、何より自分自身の想いを真剣に語ってくれる。その姿は、裁量権や成長機会についてただ説明されるより、何倍も胸に響きましたね。この人たちと一緒にはたらけたら絶対楽しいだろうなと思いました。

想いを届けることを忘れず、自分自身が楽しんで取り組む。

入社後は、どんな想いで仕事に取り組んできたのですか?

宮原

「自分らしく輝く人を増やす」という想いや価値観を大事にして、誰かにそれを届けるまでやりきること。そしてそのプロセスを自分自身が心から楽しんで取り組むこと。この2つですね。一つの出来事を「面白い」と思えるかどうかは、結局自分の捉え方次第だと思います。ですから、どうすればもっと楽しく仕事ができるかを常に考えて工夫をしていました。

入社して半年後、設立して間もない企業であるスタートアップの支援をする新チームの立ち上げメンバーに選ばれたのですよね。

宮原

そうですね。なぜ私を選んだのか、上司に聞いてみたところ「恐れずチャレンジするその心と、その想いがきっと経験を上回る、そんな期待を持てるのが宮原だった」と言ってもらえました。あの言葉は、震え上がりましたね。

そこではどんなことに取り組んだのでしょうか?

宮原

スタートアップは変化や成長のスピードが速く、お客さまもスピード感を持って難易度の高い課題に向き合っています。そのため既存のやり方にとらわれずに、スムーズに連絡を取り合えるよう先方のツールに合わせてみたり、VC(ベンチャーキャピタル)の方に相談したり、今までにない形をたくさん試していきました。

挑戦の日々だったのですね!

宮原

チームでは私が最年少でしたが、もっと早くスタートアップに貢献するためチームに外部アドバイザーを入れるようマネジャーたちに提案、交渉して実現したのも大きな挑戦でしたね。日々、スタートアップの経営者や経験豊富なアドバイザーが、社会人1年目の私に「宮原さんならどうします?」と対等な立場で意見を求めてくれたり、「宮原さんの提案が本当に良かったから、事業が前に進んだよ」というお言葉をくださったりしたのが、とてもうれしかった。とにかくその期待に応えたい一心でした。

社会を変えるためのさらなる挑戦。

2年目の今、どんな仕事をしていますか?

宮原

今はとある新規事業の立ち上げを行っています。

2年目にして事業立ち上げを手がけているのですね。その経緯について教えてください。

宮原

「雇用によらないはたらき方」を創出する「タレントシェアリング」の可能性を追求して、社会をもっといい方向に導きたい。けれど「『i-common(※現 HiPro Biz)』をはじめとした既存のサービスだけでは貢献できない領域が、大きく残っているもどかしさを感じていました。

もどかしさ、ですか。

宮原

はい。2つあります。一つは、外部人材活用の有効性や面白さを今以上に伝えていくためには「i-common(※現 HiPro Biz)」などの既存サービスでは、スピード感や柔軟性が物足りなかったこと。もう一つは、PERSOLグループの既存プロダクトが持つケイパビリティ(※)を、フルに活かしきれていないことです。プロダクトの垣根を越えて、本気で社会や顧客に向き合えるような連携体制にしたいと思っていました。

※ケイパビリティ…企業全体の組織的な能力のこと。

なるほど。

宮原

その想いを発信し続けていたところ、ある日事業部長からランチに誘われました。そのランチの場で想いを伝えると「やってみなよ。ポジションつくるから」とその場で事業立ち上げのチャンスをくれたのです(笑)。

ものすごいスピード感ですね。

宮原

びっくりしました。今は、先輩社員である大里さんに毎日面談でアドバイスを頂きながら事業づくりを進めています。実は大里さんは、就活の面接で私が感動した、熱い想いを話してくれた先輩です。自分自身も周りにも解がない中で、自分で道筋を描き、論点を探りながら進めていくのはとても大変ですが、大里さんから「宮原がどうしたいか。これを貫いていこう」とアドバイスをもらったことで、顧客のどんな課題をどうやって解決したいのか、私がやる理由とは何か、ということに立ち返り、事業を進めていけるようになりました。

行動の分岐点では、常にワイルドで心がワクワクする道へ。

成果を生み出し続けている宮原さんにとって、成長の定義とはなんでしょうか?

宮原

私にとっての成長は、影響の輪を広げることです。

影響の輪を広げる?

宮原

はい。強い想いやそれに基づいた行動が周りの人に届き、ポジティブな変化が広がっていくことです。想いを強く持って全力で走り続けていたから、面白いことがたくさん起きたし、素敵な人と出会えたし、支えてもらった。私の行動で影響の輪が広がったから、やりたかった事業も手がけることができているのだと思います。それにパーソルキャリアはそれを実現しやすい環境です。どんな想いでどう行動したいのか、自分ゴト化してアドバイスしてくれ、何よりその想いが実現された世界を想像し、一緒になってワクワクしてくれるのです。

強い想いとそれを支えてくれる環境が、影響の輪を広げることにつながったと。

宮原

そうですね。分かれ道があったら、ワイルドで、何か起こりそうな道を選ぶ。その道には、難しい問題やチャレンジがたくさん待っているはずです。だからこそ、その道は絶対に面白いし、その道の途中で、たくさんの素敵な人との出会いが待っていると思います。

想いと周りへの感謝を強く持ち、とにかく早めに動いてみることで、影響の輪は必ず広がると捉えています。

これから活躍を目指す後輩たちに、何か伝えたいことはありますか?

宮原

自分の心の赴くままに、いろいろなことに楽しんでトライしてほしいなと思います。就活では企業から裁量権とか成長機会についての説明をたくさん聞くと思いますが、結局のところ、裁量や成長は自分次第。グッとくるほうへ、強い想いを持って動き続け、自分でチャレンジの機会をつかみ取る。そして、その過程を心から楽しむ。それが一番大切なことではないでしょうか。

※年次・所属部署は取材当時のものです。

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