営業のエースからサービス開発へ。新たな挑戦を支える熱い想い。

240名もの同期の中で新人賞を獲得。わずか入社2年でユニットリーダーへ。営業として華々しい成績を残してきた大里真一朗。しかし、サービス開発というこれまでと全く違う世界へ足を踏み入れた大里を待っていたのは、苦難の連続だった。そんな大里を支え続ける想いについて話を聞いた。


大里 真一朗 (おおさと しんいちろう)

2015年 新卒入社
サービス企画開発本部 サービス企画統括部 サービスオーナー部 ゼネラルマネジャー

すべての人の挑戦を後押ししたいという想いから、パーソルキャリアに入社。企業の採用活動をサポートするリクルーティングアドバイザーに2年半従事。ユニットリーダーとしてマネジメントを行いながら、地方の新規開拓も兼務した後、現職。転職サポートにとどまらず新たなソリューションを提供する新規サービス開発に携わっている。


誰もが正しく評価される社会を創りたかった。

― 現在は社運を担うような新規サービス開発を担当している大里さんですが、そもそも入社の経緯はどのようなものだったのでしょうか?

大里 一言でいえば、あらゆる人の挑戦を応援したかったんです。自分が学生時代、野球に打ち込んでいたこともあり、アスリートのセカンドキャリア問題に関心がありました。誰よりもまっすぐ挑戦し続けてきた人達なのに、いざその世界から離れたら、途端に評価してもらえなくなる。それって少しおかしいというか、悲しいというか。

― スポーツのスキルは活かせなくても、それを培う過程の努力やスタンスは評価されるべきだと。

大里 そうです。プロになる程の技術やメンタルを作り上げるには、人並外れた努力や工夫があったはず。目標に向かって、それだけの思考と行動を起こせる人なら、仕事でも結果を残せると思いませんか?そうした、学歴や職歴に表れないポテンシャルも含めて、正しく評価される社会を創りたいと思ったんです。努力が真っ当に報われる社会なら、みんながもっと挑戦に前向きになれる。たくさんの挑戦が生まれれば、社会もきっと豊かになるんじゃないかと。

― それが、パーソルキャリアならできると感じたわけですね。

大里 最高の環境だと思いました。まさに、「はたらく」に関する領域が事業ドメインのど真ん中ですし、社会を動かすだけの影響力やリソースも持っています。何より大きかったのは、「はたらくを楽しもう」という当時のスローガンに深く共感できたこと。面接で、先ほどの想いを面接官に話した際も「ぜひウチで実現してくれ」と背中を押してもらえて、ここに入ろうと即決しましたね。


特別なことはしなくていい。当たり前をとことん徹底する。

― 社会を変えたいという想いで入社したものの、最初は企画職ではなく営業への配属。率直に、当時の心境はどうでしたか?

大里 ネガティブな気持ちは全くなかったですよ。つい先日まで学生だった人間が、いきなり社会を変えられるなんて思っていませんでしたし(笑)。まずは、ビジネスパーソンとしてのスキルやスタンスを磨き抜くことが先決。そのために営業力をつけたいと思っていましたから。それに、社会とは言っても、一人ひとり、一社一社の集まり。彼らが何を考えているのか、どんな課題を抱えているのかを知らなければ始まらないじゃないですか。

― その通りですね。そして、営業力をつけたいという言葉通り、素晴らしい営業成績を残して、新人賞も獲得した。

大里 別に、何か特別なことをやったわけじゃないんです。ただ、当たり前のことをやっただけ。ただし、当たり前のレベルをこれ以上ないくらい高めようとは意識していました。例えば、採用ターゲットを明確にする。その要件に沿った選考ができるようサポートする。これってリクルーティングアドバイザーとしては当たり前ですよね。

― たしかに、「採用活動のサポート」としては想像しやすい内容ですね。

大里 問題は、それをどこまでやるか。僕の場合は、お客さまはもちろん、同業界や競合各社に至るまで、転職市場を細かく分析した上でターゲット設定を行う。面接をするときに合否を判断する判定基準も作る。選考自体を僕が代行することもありました。当たり前のことも、徹底すれば期待以上の価値が生み出せる。その結果、後から成績がついてきたというイメージです。


正解がないという言葉の本当の意味を知った。

― 営業としては順調にキャリアを積み上げてきたと思いますが、サービス開発へ異動してみてどうですか?

大里 正直なところ、かなり苦戦しています(笑)。これまでずっとフロントサイドの経験が中心で、今回は初めての事業開発なので勝手がわからず、異動したばかりの頃は本当に苦労しましたね。

― 特に難しかったのは、どんな部分でしょうか?

大里 やはり、ゼロからイチを生み出すという部分ですね。よく聞く言葉ではあるんですが、「正解がない世界」というのはこういうことかと痛感しました。営業も唯一解のようなものはありませんが、なんとなくセオリーらしきものはあると思うんです。まずは、徹底的にお客さまのニーズをヒアリングして、そのニーズに合わせたソリューションを組み上げて提案するというような。

― 何となくわかるような気がします。

大里 でも、サービス開発には、正解もセオリーもない。お客さまのニーズや課題に応えるという本質は、営業と同じですが、特定のお客さまに向けて、特定のソリューションを提供するわけではないので、道標から定める必要があります。どこを目指せばいいのかわからずに迷走したこともありましたね(笑)。

― 迷走ですか?

大里 ロジック作りに走ってしまったことがあったんです。関係者を納得させることにばかり目を向けて、ひたすら理論武装し続けました。完璧だと思った企画書を上司に持って行ったら、「お前は、結局誰にどんな価値を提供したいんだ。」と一言だけ言われて。

― 核心を突かれたんですね。

大里 まさに。何も言い返せず、立ち尽くすしかありませんでした(笑)。


きれいなロジックだけでは、誰も心は躍らない。

― 先ほどの上司の言葉が大里さんにかなり響いたんですね。

大里 それはもう響きました。それこそがサービスの原点であり、一番大切な部分であるはずなのに、僕は何をしていたんだろうと。そこからは、自分がどうしたいのか徹底的に向き合うようになりましたね。当然、お客さまの視点は絶対に忘れてはいけません。お客さま、ひいては社会に対して価値を提供するためのサービスですから。ただ、それは前提としたうえで、サービスオーナーの自分が誰にどんな価値を提供したいのか。その想いがなければ、上手くいくはずがないんです。

― お客さまの視点と、自分の想い。そのどちらが欠けてもサービスは成り立たない。

大里 そうです。どんなに完璧な根拠が並べられていても、それを提案している人が本気じゃなければ、手伝いたいと思えないじゃないですか。結局、きれいなロジックだけでは誰も心が躍らないんです。そこに気付いてから、少しずつ周りを動かしながら、前に進めるようになりました。


今のサービス開発が、理想の社会に確実に繋がっている。

― ご自身の想いも大切にしながらサービスを形作っている最中ですが、今後の展望について聞かせてください。

大里 まだローンチしていないので具体的なサービス内容は言えないのですが、大きな方向性だけお話しすると、転職サポート以外での価値提供を目指しています。はたらく人たちには、さまざまな課題や悩みがある。それを解決するために、例えば客観的に自分が持っているスキルを可視化できたり、それを基に理想のキャリアを設計できたり。そんなサポートを行えるサービスをできる限り早く形にしたいですね。

― そうしたサービスがローンチできれば、大里さんの目標である「誰もが正しく評価される社会」に一歩近づきそうですね。

大里 そうなんです。そのためにも、足掛かりとなる開発中のサービスを完成させることに全力を尽くしたいと思っています。とは言え、まだまだ考えることは山積み。単純に利益が上がればいいというわけではありませんから。新規性はあるのか、既存事業との棲み分けはできるのか。それに何より、このサービスでマーケットや社会は本当に良くなるのか。原点である、自分の想いとお客さま視点を決してぶらすことなく、一つひとつに向き合っていきたいと思います。