本業も複業も本気で楽しむ。 さまざまな経験が、ビジョンにつながっている。

本業も複業も本気で楽しむ。 さまざまな経験が、ビジョンにつながっている。

2021.05.13 PEOPLE

パーソルキャリアではたらきながら、複業として大学生を対象としたオンラインビジネススクール「仕事塾」を運営する高村一光。やりたいことはボンヤリとあるけれど、なかなか踏み出すことができない。そんな想いを抱える人たちに高村が送るのは「やりたいことを口に出してみよう」というメッセージ。やりたいことを明確にすれば前へ進めるし、楽しむこともできるようになる。その姿勢を貫いてきた彼が目指す、次なる目標とは。


高村一光(たかむら いっこう)

2017年 新卒入社
新卒事業部 営業統括部 dodaキャンパス営業部 営業グループ
新卒入社後はリクルーティングコンサルタント(RC)を担当。福岡県、広島県、熊本県と、さまざまな地域を担当し、現在はdodaキャンパスで営業を担当。MVP賞、顧客親密賞をはじめとした数々の社内賞を受賞する一方、社外でも学生向けビジネススクール「仕事塾」を運営している。

 仕事が本当に楽しいんです!

― 最初に、パーソルキャリアへ入社した理由から教えてください。

高村 大きく言えば、2つの理由があります。まずは、楽しく仕事をしたかったから。次に、はたらきながら周りに良い影響を与える人になりたいと考えていたからです。

― パーソルキャリアのどんなところを見て、それができると思ったのですか?

高村 説明会や面接で会った社員ですね。特に、未来志向で話す人の多さが印象的でした。僕の考えや、やりたいことを話したときに、否定的なことを言う人がいないのです。「それってどうやって実現するの?」「それからどうなるの?」と、未来のことをどんどん掘り下げて聞いてくれる。何よりもその姿が楽しそうだった。ここではたらいたら、自分も目指す姿に近づいていけそうだと感じました。

― 確かに! インタビュー開始からずっと、なんだか高村さんは楽しそうに見えます(笑)。

高村 本当に楽しいんです!(笑)

― どんなときに楽しさを感じますか?

高村 例えば、1年目から取り組んでいたRC(リクルーティングコンサルタント)の仕事では、求人広告の営業を行っていました。さまざまな業界、職種の方と話をする中で、持っている仕事観や仕事に対する気づきを数多く聞かせていただき、記憶に残っています。まるで毎日が『プロフェッショナル 仕事の流儀』*を見ているみたいでした(笑)。
僕は大学生や、パーソルキャリアに内定した人たちと話す機会も多いのですが、「お話を聞いて、高村さんと同じ仕事に就きたいと思いました!」と言ってもらえることが多かった。僕が仕事を楽しんでいることが彼ら彼女らにも伝わっているのだろうと思うと、うれしかったですね。

『プロフェッショナル 仕事の流儀』*……超一流のプロフェッショナルに密着し、その仕事を徹底的に掘り下げるNHKのドキュメンタリー

早くから社会人の準備をすることで、失敗の質が上がる。

― 大学生と話をする機会も多いということですが、高村さんの運営している「仕事塾」について教えてください。

高村 はい。「仕事塾」は、パーソルキャリアでの仕事とは別に、僕が運営している団体です。大学生を対象にキャリアにまつわる勉強会を開催したり、各業界のプロを講師としてお呼びしてセミナーを行ったりしています。ビジネススクールのようなものですね。もっと実践的な、営業ノウハウなどビジネススキルに関する研修を行うこともあります。

― 「仕事塾」を開催しようと考えたきっかけは何だったのでしょうか?

高村 僕が入社1年目で体験したことがきっかけとなっています。RCとして配属されてから8月末までお客さまから1件もご契約をいただけてなかったのですが、そのときの焦りや不安がすごく大きくて……。同期はどんどん受注していくし……。
そこで契約欲しさに、当時担当していたお客さまへ、社内規定としてできないルールになっていることを「できます」と言ってしまったことがあるのです。

― できないことを、約束してしまったのですね。

高村 はい。うそをつくつもりはまったくなかったのですが、単純に目先のことしか見えていなくて。結果、後から「やっぱりできません」となるわけで、お客さまを非常に困らせてしまったことがありました。
今こうして振り返るだけでも苦笑いするぐらい、自分が情けなくてトラウマになっています(笑)。

― ルールの理解不足自体は小さな失敗ですが、お客さまの大きなご迷惑につながってしまったと。

高村 そのとおりです。その経験を掘り下げて考えてみたとき、そもそも仕事に対しての考えが浅かったのではないかと。「仕事」についての認識が甘く、その重要性もまったく考えてこなかったことが根底にあるような気がしました。ですから、そういった失敗を減らせるように大学生のうちから仕事について学べる場があったらと考え、学生がビジネスを学べるスクール「仕事塾」を立ち上げたのです。

― なるほど、それが「仕事塾」を始めたきっかけだったのですね。

高村 はい。またそのとき、上司に『嫌われる勇気』を一緒に読んでみようかと誘われたことも、自分にとって大きな成長のきっかけになりました。

※『嫌われる勇気』*……アドラー心理学を基にした自己啓発書。ダイヤモンド社から2013年出版。

― なぜ薦められたのでしょうか?

高村 上司は、僕がトラブルを起こしたことを責めるのではなく、仕事に対する考え方や姿勢そのものを、自分で見つめ直してほしかったのだと思います。その本を読むことで、「昨日までの自分と闘う」というスタンスの大切さに気づきました。

― 詳しく教えてください。
 
高村 入社直後の僕は、他人の評価を気にしていました。早く受注したいとか、同期より活躍したいとか、新人賞が欲しいとか。だから、できないことを「できる」と言ってしまった。ただそれって、自分以外の人や物事に振り回されている状態ですよね。

― 確かに。気になってしまうものではあるけれど、自分ではコントロールできないものですからね。

高村 「昨日までの自分と闘う」ことの大切さに気づいたとき、そういったものを気にし過ぎることに意味はないのだなと納得できました。考えてみれば当然の話で、僕が社内の新人賞をいくら獲得したところで、お客さまにはまったく関係のないことです。昨日までの自分よりも成長して、お客さまに対してきちんと価値を発揮するべきなのだと分かりました。

― その気づきによって、何か変化はありましたか?

高村 直後からとんとんと契約が決まるようになりました。不思議ですよね。契約がゴールになっていたときはまったくとれなかったのに。結果的に、その後もさまざまな表彰を受けることができました。

はたらくとは、自分の意思を持ち、誰かを助けること。

― その経験をきっかけに、仕事をする上での考えや行動に変化はありましたか?

高村 はい。考えていることを積極的に言語化する、良い癖がつきました。言葉にすることで、ブレなくなるからです。「同期が」「契約が」といった主語で語るのではなく、自分はどう思うかとはっきり言えるようになりました。自分は仕事についてどう思うのか。自分はどんなことを成長だと捉えているのか。言葉にすることで、意思に変わっていく効果もありますよね。

― ちなみに先ほど挙がった「成長」の定義は、どう言語化しているのですか?

高村 僕にとっての「成長」とは、昨日の自分より、何か一つでも知識や経験が増えていることだと思います。闘うのは常に、昨日の自分です。

― 「成長」とは、昨日の自分より知識や経験が増えていることだと考えているのですね。では、高村さんにとって、「はたらく」とは何ですか?

高村 「はたらく」とは、誰か困っている人を助けることだと思います。小さいころから好きだったことかもしれません。家族の肩が凝っていたら肩たたきをしたり、悩んでいる友達の恋愛相談に乗ったり。誰かを助けると言いましたが、それは自分でもいいのだと思っています。今取り組んでいる「仕事塾」は、自分助けです。もしかしたら、過去の失敗してしまった自分を助けるような気持ちでやっているのかもしれません。

― 高村さんにとってはたらくことは、人助けなのですね。

高村 それも、自分の意思を持って、やりたいことをやるというのが大事だと思います。僕はパーソルグループのビジョンである「はたらいて、笑おう。」だったり、パーソルキャリアがミッションとして掲げる『人々に「はたらく」を自分のものにする力を』などに、とても共感しています。その想いと、つながる部分かもしれません。

― というと?
 
高村 はたらくことは大変なこともあるけれど、自分がやると決めたことなら、それも含めて楽しいと思える気がするということです。

― 逆に意思がないと、意味がない?

高村 僕にとっては、そうかなぁ。どんなにラクで簡単なことでも、「誰かにやらされている」と感じるような仕事だったら、やりがいは感じにくいと思います。大切なのは自己決定。これをやるんだ、と自分自身で決めることではないでしょうか。

― 組織の考えと、自身の考えが一致しているようですね。

高村 はい。自分なりに「はたらく」を言語化したら、組織の考えに共感する部分が多かったようです。

「私もやってみよう」と思わせる影響を。

― 入社時には「良い影響を与える人になりたかった」とおっしゃっていましたが、実際にお話を聞いていると、すでに多くの人たちに影響を与えているという印象を受けました。

高村 そうだとうれしいです。「仕事塾」の大学生と話をしているときなどは、自分の経験でも少しは役に立っているのかなと感じることがあります。良い影響というほど大げさなことではなく、もっと些細なことでも意識していきたいですね。

― 些細なこととは?

高村 仕事をしていく上で、お客さまの課題を解決したり成果を上げたりすることは大切。けれども、まずは商談した60分間を「楽しかった!」と相手に言ってもらうことを目指すとか。影響を与えるのは、そういったことからでも始められると思います。

― お客さまが「楽しかった!」と元気に仕事に戻れたら、それはそれで良い影響ですよね。

高村 そういった小さなことを、もちろん大切に。これからはもっと大きな影響も与えていきたいと考えています。
 
― 今後は、どんな目標を持っているのでしょうか?

高村 社内賞である「ミッション・バリュー・アワード」の獲得を目指します。ミッション・バリュー・アワードとは、パーソルキャリアのミッション・ビション・バリューにのっとった成果を上げた人に贈られる賞です。それをぜひ受賞したい。

― その賞を獲得することで、周りへの影響を生み出せるから?

高村 はい。もちろん社内賞を獲得しても、お客さまに直接的に関係があるわけではないのですが、社内へのポジティブな影響を生み出せるのではないでしょうか。「仕事塾」という複業を行いながら、パーソルキャリアでも成果を出せるんだよってことを示したくて。やりたいことや目標を持って、やろうとすればできるんだよってことを、体現して見せていきたいのです。僕の姿を見て、それまで諦めていたやりたいことをやってみようと一歩前に出る人が少しでもいたら、それは僕の望む「良い影響」だと思います。

― 誰かがやってみたいと考えていることへ、未来へ進むための後押しでしょうか。それはもしかすると、入社前に高村さんがパーソルキャリアの社員たちから受けた良い影響を、繰り返しているのかもしれませんね。

高村 確かにそうですね。僕のやりたいことに「どうやったらできるかな?」「面白そうだね」と言ってくれた人がいたからこそ、僕はパーソルキャリアに入社した。今度は自分が、という想いもあるのでしょう。恩返しなのかな。やりたいことやアイデアを持っている人がそれを行動に移せるよう、全力でサポートしていける人になりたいと思います。

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