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大学1年生のうちからやっておくべき15のこと

大学1年生のうちから、いろいろなことにチャレンジしたいと思っている人は多いのではないでしょうか。一方で、社会人になる前に経験を積みたいけれど、何から始めたらよいのかと、迷ってしまうことも多いようです。この記事では、大学1年生から将来を見据えて行動したいと考えている人に向けて、やるべきことを紹介します。ぜひ参考にしてください。


大学1年生のメリット

①時間の融通が利きやすい

社会人の中には「大学生のうちにもっと勉強しておけばよかった」「学生のうちはいろいろな経験ができる」と考える人が多くいます。これは、社会人になると時間の融通が利かなくなることから生まれる考えでしょう。社会人は、一般的に平日の間は仕事に追われ、自由に使える時間は限られた休日のみという傾向があります。

一方、大学生は自分でコントロールできる時間が多く、日常的にまとまった時間をつくりやすい状況です。講義やサークル活動などをうまくスケジューリングしたり、夏休みなどの長期休暇を有意義に活用したりするとよいでしょう。さらに、講義数が増える大学2年生や、就活が本格的に始まる大学3年生、卒業論文や研究に多くの時間を割く大学4年生と比較して、大学1年生は学業以外に注げる時間が圧倒的に多いといえます。

②人脈が広がりやすい

大学生は社会人と比較して、非常に多くのコミュニティに所属する機会に恵まれます。例えば、サークルや講義のクラス、アルバイトなどは想像しやすいかもしれません。他にも、インターンシップなどを活用することで、別の大学から来る同志や、インターン先の企業の人々など、将来にわたって力となってくれる人たちとつながりを持つ機会が持てます。社会人になってからでも人脈を広げることは当然できますが、日々の忙しい仕事の合間に、自発的に行動してコミュニティを探すのは相当な労力を使います。やはり大学生の時間があるうちに行動しておくほうがよいでしょう。

③吸収力が高い

フレッシュであることはそれだけでメリットになります。学業やスポーツ、興味のあることなど、何に対してもモチベーションや吸収力が高い時期だからです。この時期にさまざまな経験を積み、多くのことを吸収することで、加速度的に成長できます。自分なりに試行錯誤したり、成功体験をしたりすることは、大きな財産となるでしょう。将来、自身のやりたいことを見据えるため、大学1年生からさまざまなことを経験するようおすすめします。

④物事にチャレンジする余裕がある

通常の4年生大学であれば4年間もの期間がありますが、3~4年生になるころには就活などが始まり、自分のやりたいことをやる時間は少なくなっていきます。その点、大学1年生には特に多くの時間があり、その時間を有効活用してチャレンジする機会が多くあります。学業やアルバイトなど学校外の活動、他にも起業をしてみるなどといったことにチャレンジする余裕があるため、何事にも積極的に取り組む姿勢で臨むことをおすすめします。

また、チャレンジに失敗してしまったとしても、やり直しが聞きやすい点もメリットです。時間がある分、失敗を糧に次のチャンスを在学中にまた掴むことも不可能ではありません。

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大学1年生でやっておくべきことを目的別で紹介

  • スキルアップのために始めておくべきこと
  • 交友関係を広げるためにやっておくべきこと
  • 将来のキャリアを考えるためにやっておくべきこと
  • 時間がある大学生のうちにやっておくべきこと

スキルアップのために始めておくべきこと

前提:単位をできるだけ取得しておく

大学生にとって最も優先度が高いことは、大学を卒業することです。多くの場合、年齢を重ねるにつれてやらなければならないことが増えていくため、まずは大学1年生のうちに単位をできるだけ取得しておきましょう。単位の取得見込みがある前提で、次の項目にチャレンジしてスキルアップを目指してください。

①興味のある学問/ジャンルを見つける

自身の所属する大学の学部にとらわれず、多種多様な学問やジャンルに関わり、自分が面白いと思えるものを探すことをおすすめします。プログラミングの学習など、社会に出た際に役に立つスキルでも構いません。とにかく自分が好きと思える分野や、誰にも負けないと思えるジャンルを見つけることで、将来の選択肢は増えていくことでしょう。

②資格の勉強

社会人になってから資格を取ろうとすると、働きながら資格の勉強をしなければなりません。これは想像以上に大変で、苦労している人は少なくありません。有効活用できる時間が多い大学生のうちに資格を取得しておけば、就活の際にアピールできるなど、メリットは多いでしょう。また、資格の勉強は未知の分野に対して、体系的あるいは専門的な知識をつける絶好の材料となります。さらに知識のアウトプットができる機会でもあるので、興味のある学問やジャンルの資格を探して、挑戦してみてください。

③英語の勉強

ビジネスの世界では、日本市場だけでなくグローバル市場のシェア拡大を目指している企業はたくさんあり、ビジネス英語が使えるのは大きなアドバンテージになります。英語を苦手とする日本人は多いため、英語ができることはそれだけで自分の市場価値を高められます。語学の習得には継続的な勉強が欠かせません。何をやろうか迷っている人は、まず英語の勉強から始めるとよいでしょう。評価の基準としては、TOEICやTOEFLが用いられることが多いため、自身の目標を決めてこれらの勉強をすることをおすすめします。大学の講義や英会話教室などを活用して語学力を磨くこともできます。

④読書などのインプット習慣

読書のメリットは、短時間で質の高い情報を獲得できることです。筆者の経験に基づいた意見が分かりやすくまとめられているので、自分自身でその経験を積まなくても、知識を手にすることができます。大学生のうちから多くの本を読み、教養や知識をインプットしましょう。インプットしたことは、社会で活躍する際の基礎体力となります。さらに「筆者の意見はこうだけど、自分はこう思う」と能動的に本を活用することで、より深みのある人間になれるでしょう。何冊も買うと出費が大きくなりすぎると考える人は、本の購入費を安く抑える工夫をしましょう。例えば、大学や市区町村の図書館を利用したり、サブスクリプションサービスを利用したりすることがおすすめです。

交友関係を広げるためにやっておくべきこと

⑤サークルに入る

大学生で交友関係を広げたい場合は、サークルに入りましょう。自分と同じ趣味や好みを持つ人が多く、すぐに仲良くなれる環境です。同学年だけでなく、先輩や後輩ともつながりができるため、大学生活のアドバイスや就活時のOB・OG訪問などの際にも助け合える関係になれます。さらに、インカレサークルなら他大学と交流できるので、より多くの人と出会える機会があるでしょう。サークルは組織として活動することになるため、さまざまな問題を仲間と協力して解決したり、自分のスキルアップにつながる経験を得られたりします。きっと、これらの経験は楽しいものとなるでしょう。本気でサークル活動をしていれば、就活でも「学業以外で力を入れたこと」に関するエピソードとして活用できるかもしれません。

⑥大学内イベントに参加する

大学では、文化祭などをはじめとした講義以外のさまざまなイベントが行われています。大学の委員会などが主催する公式イベントのほかにも、有志で開催される非公式イベントもあります。開催内容は大学によって多種多様なので、興味がある人はホームページやSNS、口コミなどを参考にして探してみましょう。思いがけない人とつながりができるかもしれません。

⑦アルバイトを始める

アルバイトを始めることも交友関係を広げる手段の一つです。多くの選択肢があり、例えば塾や飲食店など、年代の近い人が集まりやすいアルバイトや、ホテル、オフィスなどの社会人と多く関わるアルバイトなどがあります。あなたの目的に合わせて、働く環境を選びましょう。有意義なアルバイトは社会経験を積めるだけでなく、長く交友関係を続けられる人と出会うきっかけにもなります。

将来のキャリアを考えるためにやっておくべきこと

⑧インターンシップに参加する

将来のキャリアプランを考えるためには情報収集が欠かせません。そして「百聞は一見に如かず」という言葉のとおり、インターンシップに参加して実際に仕事を間近で見ることは企業を深く知るきっかけになります。インターンシップに参加するメリットは多くありますが、仕事を体験してみることで、「思っていたより大変だったけど、やってみたら楽しかった」など、自分のキャリアに対する考えを整理できるようになります。さらに、他大学の参加者と交流することで、企業や就活に関する知見や仕事に対する価値観などを広く共有することもできます。

⑨ボランティアに参加する

ボランティアに参加することで、自主性を磨くことができます。ボランティアというと無償で社会奉仕するという側面が強いですが、本質的には有償・無償はあまり関係なく、自ら進んで支援したい、活動したいという思いがそのままボランティアの目的となるでしょう。コミュニティによっては参加者の年齢層が広く、小学生から高齢者までが一緒に活動することもあります。また、ボランティア活動では、年齢や立場、価値観が異なる環境の中で、自分には何ができるのかを考えて行動する必要があります。これは自分と向き合うとても良い経験になり、長所や短所の把握にもつながるはずです。ボランティアの種類は、高齢者や子どもを対象にしたものから、災害、自然環境、国際交流など多くあります。あなたが進んで携わりたいと思うボランティアを探して、自分に合った活動をしてみてください。

⑩長期休暇を使って留学する

大学生であれば、大学生向けの春休みや夏休みの長期休暇を利用したプログラムなどを活用して、留学することもできます。留学の目的は人それぞれで、語学力を身につけるためや、国際的な視野を持つためなどがあります。しかし、これらの目的は一朝一夕には達成できず、ある程度のまとまった時間が必要です。社会人として働きながら留学することは難しくなってしまいますが、大学生の、それも1年生のうちから行動すれば、実現する可能性は十分にあります。自分の目的を明確にして、思い切って留学にチャレンジしてみましょう。あなたの価値観は大きく変わるはずです。

⑪起業に関わってみる

起業に関わってみることも、一つの時間の使い方として考えられます。「起業なんて自分には無理」とためらってしまうかもしれませんが、大学生こそ起業しやすい環境にあるといえます。社会人になってからでは、自分の生活や家庭のことを考えると、起業のリスクはとても大きくなり挑戦しづらいからです。しかし、大学生はたとえ起業に失敗したとしても、新卒で企業に就職することもでき、起業の経験が就職の際にプラスの評価となることもあるでしょう。もし、自分のアイデアをもとにビジネスをしたいと考えているのなら、起業にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

⑫ITなど成長分野のスキルを身につける

日々成長するIT分野など、世界的に成長している分野への知見や知識を深めておくこともおすすめです。特に、最近では就活の早期化も進んでおり、優秀な学生をいち早く囲おうと企業側も躍起になっています。そういった将来を見据え、成長分野への挑戦と知識の吸収はぜひやっておくべきものの一つと言えるでしょう。

21年に就活ルールの廃止がなされ、確実に就活時期の早期化が進んでいる昨今。特に26年卒を予定している学生の代では、政府は「専門性の高い人材の採用日程を弾力化する」としており、ITやデジタルといった成長分野に長けている学生の採用スケジュールを検討するとしています。今後は成長分野における優秀な学生は就活シーズンを待たずして就職活動が行え、企業としても優秀な学生をより早い段階で確保できるという将来がもう来ているのです。

時間がある大学生のうちにやっておくべきこと

⑬旅行に行く

社会人になり、忙しい日々が続くとなかなかまとまった休日をとることも難しくなることでしょう。そうなる前に、いきたい場所へ思い切り旅行をしておくことも大学生のうちにやっておきたいことと言えます。国内外問わず、自身が興味のある土地や文化に直に触れて、感性を磨くことをしたり、大きく羽を伸ばして束の間の急速を楽しんでみてはいかがでしょうか。

⑭趣味に没頭する

人生において大学生活はそうそう何度も体験するものではありません。多くの場合1度きりであることがほとんどかと思います。そうした中で、悔いを残さないという観点も大切にしておきたい観点であるといえます。今その時にハマっている物事に寝食を忘れるほどに没頭し、青春を謳歌することも大学生のうちにしかできない体験といえます。

寝る間も惜しんで楽しみたい趣味がある、という人はぜひ存分に楽しんでみることもおすすめです。

⑮自動車免許の取得をしておく

車を持たない若者が増えてきていると言われる昨今ですが、自動車免許はぜひとも学生のうちに取得しておくべきと言えるものの一つです。大学生の夏休みなど、免許講習を受けに行くのに十分な時間が取れる長期休暇があるのは大学生が最後です。社会人になっても夜間や土日講習で取得はできますが、忙しい仕事の合間を縫って通わなければならないため、それなりの決断と忍耐が必要です。そのような苦労をしなければならなくなる前に、大学生の間に自動車運転免許は取っておくべき資格であるといえます。

大学生がやるべきではないことはある?

身を滅ぼすようなことをしない

大学生になると自由が増える一方で、制限のかけかたが分からずに自滅してしまう人も少なくありません。例えば、ギャンブルや借金、生活の乱れといった誰が見てもダメとわかるものでも、ハマってしまうと抜け出せなくなってしまう危険性は身近に潜んでいます。

自由を楽しむためにも、踏み込んではいけない一線を必ず明確にし、自分を律しながら大学生活を楽しみましょう。

行動しないことをしない

大学生活は通常4年と長いようで短い期間です。これまで説明してきた通り、大学生のうちにやっておきたいこと・やるべきことは山のようにあります。社会に出る前の貴重な4年間を無駄にしないよう、何かしらの行動をし、ひとつでも達成できたと言えるものを持てるよう努力していきましょう。

まとめ

大学生活は振り返ればあっという間だった、と感じる人は少なくありません。大学生は自由に使える時間が増える一方で、強い自主性が求められるようになります。充実した大学生活を過ごすためにも、大学1年生のうちから自分の時間の使い方を明確にしておきましょう。

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