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大学生におすすめの在宅アルバイトとは?種類と探し方について解説


昨今のコロナ情勢によって働き方が大きく変化し、在宅でアルバイトできる業種を探す大学生も多くなっています。在宅勤務ができるアルバイトには、自宅で効率良く収入を得ることができる、働き方や働く時間を自由に選べる、といったメリットがあります。

とはいえ、勤務型のアルバイトと在宅アルバイトでは、求められるスキルも違います。応募に関する情報も、通常のアルバイト情報誌からでは得られないケースも少なくありません。そのため、「自分にも在宅アルバイトはできるの?」「どのような在宅バイトがあるか分からない……」といった悩みを持つ大学生の方も多いでしょう。

そこで今回は、大学生にもおすすめの在宅アルバイト7選と募集の探し方、また在宅アルバイトにおける注意点をご紹介します。気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。

在宅勤務のアルバイトはある?

コロナ以降、在宅勤務の仕事が急増した

在宅勤務のアルバイトは、コロナ禍によって急増しました。また求職者のテレワーク関心度も高くなっており、政府が東京都など7都道府県を対象に緊急事態宣言を発令した2020年4月7日は、在宅アルバイトに関するインターネット検索数が大幅に上がったというデータもあります。

このように、在宅勤務アルバイトの求人数および求職者の関心は、コロナ禍を経て非常に高まりました。世論調査会社「ギャラップ」によると、現在会社員の約1万5,000人のうち43%は1年で何度は在宅勤務を行っています。この傾向は、新型コロナが収束した後も続くと予想されています。

PCを使った仕事がほとんど

在宅で行える業務であるため、基本的にPCが必須アイテムとなります。場合によってはタブレットやスマートフォンでも対応できるケースもありますが、ほとんどの場合はPCを所持していることが前提となっています。加えて、オンラインでのやりとりを行うことが多くなるため、通信環境も整っている必要があります。

在宅アルバイトを検討しているのであれば、PCと通信環境を整えておきましょう。

業務委託での仕事が多い

在宅勤務のアルバイトは、「業務委託」の仕事が大半です。業務委託とは文字通り、特定の業務を委託する契約を指します。そのため、企業が持つ一部の業務を外部に委託したい、といった場合に求人を出すケースが一般的です。

時給制のアルバイトとは異なり、業務委託は業務一つひとつに単価が設定されていることが多く、依頼された仕事を期日内に納品できれば報酬が支払われます。そのため、期日(納期)までの間であればどのように時間をかけてもよく、短時間で終わらせることができれば時間対価を高めることも可能です。

時給制のアルバイトでは特定の時間を拘束される分、働いただけ給料が得られます。一方、業務委託の場合はどれだけ時間がかかっても、得られる対価は最初に提示された額となり、時間効率が悪くなることも考えられます。

どちらが自身に合っているのか、よく考えてから応募しましょう。

在宅勤務できるおすすめのアルバイト7選

ここからは、在宅勤務でできるおすすめのアルバイトを7つご紹介します。

1.Webライティング

Webライティングとは、記事などの文章を書いてお金をもらう仕事です。登録したクラウドソーシングサービスなどでクライアントから依頼を受け、記事を執筆し、その対価としてお金をもらうという流れです。ポイントは以下の3点です。

  • 「文字単価○円」という募集がある
  • 大学生でも5~10万円稼げる可能性がある
  • タイピング速度の向上や業界知識が身に付く

文字単価で得られる対価が決まる

まずWebライティングは、「1文字=○円」という文字単価で報酬を決めるのが一般的です。例えば募集要項に「一文字0.5円で3000文字以上」と書かれていたとしまっしょう。その場合、記事を書き上げると、「0.5円×3000文字=1,500円」の報酬を得ることができます。3000文字を1時間で書ける人は時給1,500円となり、文字単価が高い募集を狙えばどんどん稼げるようになります。

このような仕組みなので、大学生でも5~10万円を稼ぐことは可能です。最初のうちは1記事で2~3時間かかるかもしれませんが、数をこなしていけば1記事あたりの所要時間も短くなっていくでしょう。

タイピング速度の向上や知識の蓄積もできる

執筆する内容は多岐に渡り、趣味や旅行、車やパソコン関連などさまざまなジャンルの依頼があります。募集している企業によってジャンルや執筆内容が異なるため、自分の知識が活かせるジャンルを探してみましょう。また、興味があるジャンルであれば、調べる中でより深い知識を得ることも可能です。

ライティングにはタイピング速度が非常に重要なため、数多く依頼をこなしていくことでタイピングスキルも向上します

2.プログラミング

プログラミングとは、プログラミング言語を用いてコンピュータへ指示を送るシステムを構築する作業です。皆さんが普段見ているWebページやスマホのアプリケーションもすべて、このプログラミング言語で動いています。

在宅アルバイトでよくあるのは、システムエンジニアが作成した仕様書通りにプログラミングのコードを書き、バグが起きないかテストして納品するまでを請け負う業務です。プログラミングのレベルにもよりますが、難解な案件を任されることは少なく、簡単なWebページの作成やバグのチェックなどが主な仕事になります。

特殊なプログラミング言語を扱うため、まったくの未経験であれば稼ぐことは難しいでしょう。ただし、200~300時間ほど勉強すれば、1~10万円程度の案件を獲得できるようになります。

また、先ほどのWebライティングと同じく数をこなすうちにスピードが上がっていくため、より多くの案件をさばけるようになります。情報系の学部に通う大学生やシステムエンジニアの方にはおすすめです。

3.アンケートモニター

アンケートモニターとは、企業が行うアンケートや調査に回答することで報酬がもらえるアルバイトです。

そもそも企業は、商品の開発や改善、市場調査のためにさまざまなアンケートを実施しています。アンケートに答えるだけなので、普通のアルバイトのような面接や出勤などは不要。スマホやパソコンで気軽に始められるのが、アンケートモニターの大きなメリットです。

アンケートモニターには、スマホからできるWebアンケートや指定された商品を使ってレビューを書く商品モニターなどがあります。他にも会場調査と呼ばれる、指定会場に出向いてさまざまな商品を試食・試用するモニター業務もあります。

実際にアンケートモニターを行っている人からは、「短時間で即金を得られるのは助かる」「自分が好きな商品を試用、試食できるのは楽しい」という声がある一方で、「細かな商品レビューを何個も投稿するのは結構大変」という声もあります。コツコツ仕事を積み重ねていく必要があるため、そうした作業が苦ではない人に向いているアルバイトです。

4.データ入力

在宅勤務のアルバイトで特に人気の種類が、データ入力。このアルバイトは、紙やPDFの情報をWordやExcelにひたすら入力していく作業です。他にも、録音されたデータを聞いて文字に起こす「文字起こし」や、企業が行ったアンケート結果を集計する「アンケート集計」など、さまざまな種類があります。

メリットは、パソコンやスマホさえあれば隙間時間にできる点。上記で紹介したプログラミングやモニターのアルバイトは、専門的な知識やレビューを書く商品が必要になりますが、データ入力ならそうしたものがいっさい不要です。

「今からプログラミングを勉強するのは気が引けるし、文章を書くのも苦手……」という方には、単純作業のデータ入力がおすすめです。

5.オンライン秘書(アシスタント)

文字通り、「秘書」の仕事をオンラインで遂行するアルバイトです。具体的な業務内容としては、事務作業の代行、会食の予約、資料作成、オンラインサロンの運営業務などが挙げられます。必ず求められる資格やスキルはありませんが、最低限のITリテラシーやコミュニケーショ能力は備えていたほうが有利です。動画編集やWebデザインのスキルがあればより重宝されるでしょう。

オンライン秘書の大きな特徴は、継続案件になりやすいこと。Webライティングなどの仕事は比較的単発の依頼が多いですが、オンライン秘書は継続して依頼されるため収入のブレが少なくなります。

できる限り毎月安定した収入を稼ぎたいという方に向いているアルバイトです。

6.家庭教師

もとより大学生に人気が高い家庭教師ですが、最近はZoomなどで勉強を教えるオンライン家庭教師のアルバイトが人気です。

通常の家庭教師の場合、毎回訪問することの手間や近所の自宅でしか受けられないといったデメリットがあります。一方、オンライン家庭教師なら地方に住みながら都内の生徒を教えることができたり、移動時間が減ったりするというメリットがあります。

まだまだコロナ禍が続く中、オンライン家庭教師は今後も高い需要が続くでしょう。

7.IT系の長期インターンシップ

7つ目はIT系の長期インターンシップです。インターンシップは職業体験のことで、大学生が就職活動の一環として志望する企業で行います。これまで紹介してきたアルバイトの種類からすると毛色が異なりますが、給料が発生するケースもあるため、アルバイト目的を兼ねて参加することが可能です。

特にIT系のインターンシップは、すべてリモートで完結することも多くあります。そのようなリモートでのインターンを募集している企業があれば、積極的に応募してみてください。人気のインターン先の場合、就活同様に面接などを通して選考される場合もあるため、準備を怠らないようにしましょう。

アルバイトとは少し離れますが、こうしたインターンに早い段階で参加しておくことは、先々の就職活動で強みとなるでしょう。「就職活動も見据えて働きたい」という方は特におすすめです。

在宅勤務できるアルバイトの探し方

ここからは、在宅勤務できるアルバイトの探し方をご紹介します。

アルバイト情報サイト

アルバイトを対象とした求人サイトで、「在宅」という条件で探してみてください。近年では在宅が詳細条件に入っていることも多いですが、ない場合はフリーワードで「在宅」と入れて検索してみましょう。

ただし、在宅の条件で登録しているアルバイトでも「完全在宅ではないケース」もあるため、注意が必要です。応募前に条件をしっかり読んでおきましょう。

インターンシップ情報サイト

インターンシップの募集サイトも確認しておくことをおすすめします。有名企業からベンチャー企業まで幅広く掲載されており、フルリモートの案件も多数あります。就活も見据えて在宅のアルバイトを検討したい方はチェックしておきましょう。

クラウドソーシングサービス

3つ目はクラウドソーシングサービスです。企業とワーカーをつなぐ橋渡しの役割を担うサービスで、会員登録を行えば企業の依頼に応募することができます。また、実績次第でオファーがかかる場合もあります。

日本最大級の取引額を誇るクラウドワークスには、多種多様な仕事が掲載されています。在宅でできる案件も多々あるため、仕事探しで困ることはないでしょう。幅広い業務がその時々で募集されているためタイミング次第ではありますが、データ入力や記事ライティングの業務を見つけやすい場所と言えます。

在宅アルバイトの注意点

最後に、在宅アルバイトで注意すべきポイントを確認しておきましょう。

自己管理が大切

まずは自己管理です。時給制ではない業務委託の在宅アルバイトは、好きな時間に仕事ができます。そのため、夜遅くまで頑張って生活リズムが乱れたり、逆にサボってしまったりすることもあるでしょう。時間に管理されない分、期日をしっかりと決めて自分でスケジュールを管理していくことが必要になります。

また、お金を稼ぎたい一心で自分のキャパシティを超えた仕事を引き受けるのも要注意です。自分はその作業に何時間かかるのか、スケジュール的に終わらせることができるのか、などを適切に把握しておくことが求められます。

成果に応じた報酬支払いが多い

通常のアルバイトでは、働いた時間に応じて給料が支払われます。一方で、在宅アルバイトは成果(納品)に対して報酬が支払われます。そのため3時間かけても、1時間で終わらせても、基本的に給料は変わりません。したがって、月によって給料にばらつきが生じます。

毎月一定額の給料が欲しいという方は、在宅アルバイトよりも時給制のアルバイトが向いています。

怪しい勧誘には注意

最後に、怪しい勧誘には注意しましょう。TwitterやInstagramなどには「簡単に稼げる」と謳っているものが横行しています。しかし中には、詐欺や怪しい業務内容のものも多くあります。

一度そうした勧誘にのってしまうと、抜け出すことが難しくなります。最悪なケースの場合、「犯罪に加担していた」ということもないとは言えません。SNSを活用するのも一つの手ですが、できる限りきちんとした会社が提供しているサービスを使うようにしましょう。

まとめ

今回は在宅勤務アルバイトの探し方というテーマのもと、人気があるアルバイトの種類や注意すべきポイントなどを紹介しました。

在宅勤務でできるアルバイトは、大学生や主婦の方、そしてサラリーマンの副業として注目されています。この記事を読んで在宅勤務アルバイトに興味を持った方は、ぜひご紹介した方法で自分に合った求人を探してみてください。

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