生き方が劇的に変わる自己啓発本10選
1. 嫌われる勇気
学校やアルバイト先で、誰もが一度は直面する人間関係の悩み。
「嫌われたくない」という気持ちから、やりたいこと・言いたいことを我慢した経験はありませんか?
そんな人間関係に悩むすべての人に読んでもらいたいのが、アドラー心理学を用いて書かれた『嫌われる勇気』です。
この本は、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、対人関係を改善するための具体的な方法を提示してくれています。
人間関係に悩んだことがあれば、ぜひ一度読んでみてください。哲学者と青年の対話形式で物語が進むため、非常に読みやすい一冊です。
2. 新版 ストレングス・ファインダー2.0
皆さんは、自分の才能について正しく知っていますか?多くの人たちは自分の才能を正しく知ることがなく、自分の欠点を克服するためにたくさんの時間を割いています。
本書では、あなたの強みを「見える化」してくれるツール「ストレングス・ファインダー」を用いて、「トップ5の資質」を解明。資質について具体的に言語化するなど、、分かりやすく説明してくれます。
「何が自分のやりたいことなのか分からない」「自分の強みが見つからない」といった悩みを解消してくれる一冊。現在だけでなく、今後数十年にわたり人生の指針となる本です。
3. 7つの習慣
経営管理と組織行動学の権威として知られるスティーブン・R・コヴィー氏が著した、全世界で累計2,000万部以上に及ぶベストセラーです。
この本が特徴的なのは「成功するために必要なのは、テクニックではなく人格である」と説いている点。
著者自身が世界の成功者たちを分析し、小手先のテクニックではなく、誠実さなどの人格を磨くための原則を「7つの習慣」としてまとめています。
ボリュームがあり、一度読んだだけではすべてを理解するのは難しいといわれる本著ですが、それだけ内容が充実しているともいえます。7つの習慣を自分の習慣にし、成功へと一歩近づきましょう。
なお、7つの習慣は漫画版も出ているため、文章を読むのが苦手な方は、まずこちらを読んでみるのもおすすめです。
4. 夢をかなえるゾウ
主人公であるさえないサラリーマン「僕」が、ある日ゾウの姿をした神様「ガネーシャ」と遭遇。29個あるガネーシャの課題をクリアして、「僕」が夢をかなえていく自己啓発小説です。
この本が他の自己啓発本と一線を画すのは、29の成功法則をただ読者に伝えるだけでなく、必ず実行すべきという点まで言及していること。
課題の難易度は、どれも達成しやすいレベルのものを段階的に提示してくれており、読者がすぐ実行できるように配慮されています。
この本を読み終えて現実に戻ったとき、あなたはきっと行動したくなるでしょう。人の行動・人生を変える素晴らしい一冊です。
5. 20代にしておきたい17のこと
複数の会社を経営する「お金の専門家」として知られ、今までに多くのベンチャービジネス成功者を育ててきた本田健氏著のベストセラー。
- 今何をすればいいのかを迷っている
- 将来に不安がある
- 20代に向けて何を意識しながら日々を過ごせばいいかが分からない etc…
日本人の働き方が大きく変わり始めた現代において、このような悩みを抱える20代の方は非常に多いです。
本書では、そのような人たちが後悔のない人生を過ごすために、20代のうちにしておきたいことを17個のメッセージに凝縮しています。これから20代になっていく皆さんに、ぜひ読んでほしい一冊です。
6. ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代
この本は、「アイデア」に関する知見が多く詰まった宝箱といっても過言ではありません。
オリジナリティーの研究を続けてきた筆者が、「真にオリジナルな人とはどういう人か」「傑作を生み出す秘訣は何か」を解き明かし、成功に導くヒントを提示してくれます。
新しいものを生み出し、それを世の中に広めることは決して容易ではありません。本書には、そんな困難な道のりを切り開くための秘訣が詰め込まれています。
新しいことに挑戦したいという方に、おすすめの一冊です。
7. GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代
現代に当たり前のものとして存在する原理「GIVE&TAKE」の本質に問題提起し、真の成功法則を導き出した一冊。
人を以下の3種類に分け、どの人物が最も成功し失敗するのか、どうすれば成功へと近づけるのかを分かりやすく解説してくれています。
- ギバー(与える人)
- テイカー(奪う人)
- マッチャー(損得バランスを取る人)
「与える人が成功するとは限らない」という、社会へのアンチテーゼともいえる意見を筆頭に、新たな価値観や考え方を得られる一冊です。
8. 多動力
さまざまな事業を展開し、数多くのメディアにも出演していることで知られる、ホリエモンこと堀江貴文氏が、いくつもの異なることを同時にこなす能力「多動力」について書いた一冊です。
グルメ、教育、宇宙など、あらゆる企業のコンサルタントとして活躍する堀江氏ならではの観点から、「集中力」と「好奇心」をテーマに、何百もの仕事を同時にこなすために必要なことが語られています。
これらの「多動力」を身につけるための秘訣は、どれも目からうろこが落ちるような斬新な考え方ばかり。本書を読み終えたときから、生活が劇的に変化することは間違いないでしょう。
「自分の人生を劇的に変えてみたい」という方におすすめの一冊。
9. あした死ぬかもよ?
「あした死ぬかもしれない」と考えたことはありますか?
人はなぜか「自分はすぐには死なない」と思っていることが多いといえます。しかし、死というものは誰にでも平等に訪れるものです。
この本では「いま抱えている悩みは、たとえ人生最後の日であっても深刻ですか?」などの27の質問を通じて、死が当たり前であること、死があるからこそ人生が輝くことを、分かりやすく伝えてくれます。
「人はいつか死ぬ」ということを読者の心に刻み込み、「本当に大切なものは何か」を気づかせてくれる一冊です。
10. 「運がいい人」になるための小さな習慣
貯金残高3万円から日本でのキャリアをスタートし、その後、経営コンサルティング会社、地域活性化をミッションとする会社など、複数企業を経営するに至ったサチン・チョードリー氏。
彼が「運がいい人」になるために行った、特別な努力を要さず、簡単に1分でできる「小さな習慣」について語られています。
本書では、サチン氏が実践した40個の「小さな習慣」を紹介していますが、どれも非常に簡単で継続しやすいもの。少ない努力で絶大な効果をもたらす可能性がある習慣を、ぜひ学んでみてください。
お金の教養が身につく本3選
11. 金持ち父さん貧乏父さん
ロバート・キヨサキ氏が執筆した物語形式のビジネス書。お金の入門書として非常におすすめの一冊です。
金持ち父さんと貧乏父さんの二人の登場人物を通して、お金の考え方の違いが人生に大きな影響をもたらすこと、また、どのようにお金を扱えばよいのかを学ぶことができます。
強く印象に残るような名言も交えて物語が進むため、普段からビジネス書などを読み慣れていない方でも、非常に読みやすい文章です。
12. 本当の自由を手に入れるお金の大学
「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」など、お金に困らないための「5つの力」の基本について、会話形式で分かりやすくまとめた本。
フルカラーかつ直感的で分かりやすいイラストで構成されており、読書が苦手な方でも読みやすい本になっています。
しかし、見た目がキャッチーでありながら、その内容は本格的。マネーリテラシーについて学びたい人におすすめの一冊です。
13. アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書
欧米諸国では、早期から子どもへの金融教育が導入されており、10歳ぐらいの子どもでも本格的な株を学んでいることが多いようです。
アメリカの高校生が学んでいる「世界標準のお金との付き合い方の基礎知識の教科書」をひもとき、一冊にまとめたのが本書。
お金に関する知識が広く簡潔にまとめられており、基礎的な知識を全般的に網羅することができます。
さらにお金だけでなく、キャリアや信用、税金、社会福祉、法律など、お金に付随する知識についても学べるのが魅力。金融を学ぶ最初の一歩として、非常におすすめの一冊です。
読めば思考力が高まる本3選
14. シンプルに結果を出す人の5W1H思考
具体的なビジネスシーンにおいて、どのように5W1Hを活用すればよいかをまとめた一冊です。豊富な事例を用いて5W1Hの本質を読み解き、その有用性を最大限に引き出すための活用方法が、余すことなく紹介されています。
ビジネスマン向けの本ですが、5W1Hは大学生活でも応用が利くシンプルな思考法。課題提起、問題発見・問題解決、アイデアの発想、人を動かすコミュニケーションなど、日常的な場面でも役立ちます。
5W1Hを使いこなせれば、複雑なフレームワークは必要ありません。非常にシンプルなので、数ある思考法の本の中でも、一冊目としておすすめです。
15. イシューからはじめよ
これまでビジネスの場において語られてこなかった、「それは本当にやるべきことなのか」という論点に対し、明確な解答を示しているのが本書。
解決すべき問題を見極め、解の質を上げていく方法について、段階的に解説がなされています。具体例も豊富であり、生産性の高い方が行った、問題解決までの流れを学ぶことも可能です。
「情報の分析・整理は得意だけれど、実際にアウトプットまで到達できない人」「ロジカルシンキングの基本を身につけたい人」におすすめの一冊です。
16. ゼロ秒思考
ゼロ秒思考とは、その名の通り「ゼロ秒で物事を考えること」。ビジネストレンドの移り変わるスピードが速い現代において、短時間で正しい選択ができる意思決定力は、大きな武器になります。
本書では、マッキンゼーで14年間活躍した著者が「ゼロ秒で、質の高い意思決定をできるようになる」独自メソッドを紹介しています。
そのやり方とは、「A4用紙にメモ書きする」という簡単なもの。誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法で、人生の可能性を広げてくれる一冊です。
価値観・考え方が変わるベストセラー古典3選
17. 幸福論
感情や情念に振り回されずに、人が幸福でいられるためのノウハウが詰め込まれている一冊です。
筆者のアランは「幸福になろうとしないと幸福にはなれない」として、幸福でいられるようにするための心と体の使い方について解説されています。
世界的に多大な影響を与えた本書では、何年にもわたって多くの人たちの思考法を形成することに役立ってきました。それは現在もなお、普遍的な悩みや疑問を解決することに大きく貢献するはずです。
何か漠然とした不安感に覆われている人にはうってつけの一冊です。
18. 自省録
かつてのローマ皇帝であり、後期ストア派を代表する哲人マルクス・アウレリウスが、政治家としての日々の悩みや、自らの行動を省みる言葉などを書き留めたのが本書になります。
誰かに読まれることを想定して書かれていないため、理論立てて解説されたものではありません。
しかし、同僚や部下、家族、友人などとの関係や、さまざまな出来事に対しての考え、感情を書き連ねた日記は、現在でも有用な部分が多く、生きていくためのヒントを与えてくれます。
対人関係に悩んだり、生きづらさを感じたりしたときに読むのをおすすめします。
19. 自助論
「天は自ら助くる者を助く」という言葉を、一度は聞いたことがあるでしょうか。この言葉がスマイルズの自助論の序文であることは非常に有名です。
スマイルズが一貫して主張するのは、勤勉に行動を起こし、経験を積み重ねることが大切であるということ。
どんな優れた制度も人を変えることはできず、人は自分で学び、自己を律していく「自助」の精神があってこそ変わるのだと主張しています。
300人以上の欧米人の成功談が紹介されており、自身の夢や理想を描く際の参考にもなる一冊です。
「はたらく」将来を考えるきっかけになる本2選
20. NO RULES
世界190カ国2億人の会員を抱え、上場から17年で株価が350倍へと大躍進を遂げたNetflix。すさまじい成長を続けるNetflix独自のカルチャー「脱ルール」について語られています。
「ルールがない組織は本当に機能するのか」「ルールがない組織はどうすれば形成できるのか」といった疑問に対して、Netflixの企業文化の例を用いて解説。
「ルールは必要」という当たり前の常識を打ち破り、世界トップクラスの大企業へ至ったNetflixの偉業を垣間見ることで、読者が刺激を受けることは間違いありません。
これから社会に出て、新しい時代を築いていく皆さんに、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
21. SHOE DOG
世界的ブランドである「ナイキ」の創業者フィル・ナイト氏の半生をつづった自伝です。
文化の違う日本とアメリカで、ナイト氏がどのようにして日米両方の人々を満足させる行動を取ったかなど、「グローバルビジネス」を成功させるための秘訣が詰め込まれています。
加えて、20代の若者に対して「仕事や志す道は決めるのではなく、天職を追い求めろ」などの仕事論も語っており、大学生が読んでも楽しめる内容になっています。
将来のキャリアについて考え始めたら
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読書をすることのメリット
1. 自分にはない価値観・発想を得られる
本には、自分とは異なる他人の考え方や人生が描かれているため、自分にはない価値観や発想を得ることができます。
例えば小説であれば、自分の人生では遭遇しないであろう事件について、主人公を通じて追体験できます。
また、経営者の自己啓発書であれば、ビジネスを軌道に乗せるまでのストーリーや考え方を、事細かに知ることができるでしょう。
他人の人生を自分の一部として蓄積できるのが、読書の魅力の一つです。
2. 読書量が多いと年収が高くなる傾向にある
「現代人の読書実態調査」によると、世帯年収が1500万円以上の人の一ヶ月の読書量は、3冊以上であるという調査結果となっています。年収が下がるにつれ読書量が少なくなる傾向にあり、年収300〜500万未満の人では、28%ほどの人が0冊と答えています。
つまり本を読み、知識や知見を蓄えることが、年収アップのチャンスにつながっていると言えるでしょう。
参考:「現代人の読書実態調査」 財団法人 出版文化産業振興財団
3. 語彙(ごい)が豊富になり、自分の意見を適切に伝えられる
読書を通じてさまざまな表現に触れることで、自己表現の幅も磨かれていきます。
古典などを読むと、知らない単語が出てくることがありますよね。単語の意味を調べ、また同じ単語に出合う。それを繰り返すことで、単語が自身の新たな語彙として蓄積されます。
語彙が増えることは、自分の意見を伝える手段が増えるという意味です。考えていることをうまく言葉にできれば、会話・文章コミュニケーションの際に役立ちます。
4. 将来のキャリアアップの役に立つ
本は専門家があるテーマについて深く掘り下げているものが多く、読書を通じて特定分野の知識を効率よくインプットできます。
大学生活に役立つのはもちろん、ビジネスマンになった後も読書で得られた知見が活かせることは多いといえます。
知識を組み合わせて新たなビジネスアイデアを生み出したり、過去の偉人から成功パターンを学んだりすることで、大きな失敗を避けることにもつながるでしょう。
実際、プロフェッショナルで知られる世界の経営者たちが、熱心な読書家であることは有名です。孫正義氏、マーク・ザッカーバーグ氏、ジェフ・ベゾス氏などは、書籍から得た知見を自社経営に取り入れています。
5. 共感能力が磨かれ、情緒が豊かになる
他人の考え方・人生が描かれた本を読むことは、「自分以外の誰かの目線に立つこと」といっても過言ではありません。
文章から他人の苦しみや悲しみを読み取り、その気持ちを理解しようと努める。自分が同じ立場ならどうするかを考える。
読書を通じて他者に寄り添うことで、他人に共感する「思いやり」が生まれ、情緒豊かな人物に成長できるでしょう。
6 読書するだけで他の大学生に差をつけられる
全国大学生活協同組合連合会が2021年3月に発表した「第56回学生生活実態調査」では、1日の読書時間が「0分」という大学生が47.2%と、全体の半分近くに上ることが発表されました。
読書する人が少ないということは、読書のメリットを享受できている人も少ないということ。
読書をするだけで、その他大勢の中から抜きん出るチャンスをつかめるともいえるのではないでしょうか。
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