就活超スタートダッシュ!! 大学1年生からできる就活準備とは。


新型コロナウィルス感染拡大の影響で、就職活動(以下、就活)の様相は大きく変わりました。会社説明会はもちろん、面接もオンラインで実施するなど、これまでの就活の常識が一瞬のうちにアップデートされたことは、皆さんもご存じのとおりです。

一方、経団連が2022年卒(2022年春入社)の学生から「就活ルール」を廃止すると発表したのに加えて、昨今は就活の早期化を進めている企業も少なくありません。そんな中で、就活に不安や焦りを感じている大学1年生も多いと思います。いざ対策を立てて行動しようと思っていても、「どんな準備をすればいいのか分からない」と悩む人も多いでしょう。

そこで今回は、本格的な就活に向けて大学1年生のうちから始められる就活対策や、その際の注意事項についてご紹介していきます。

大学1年生から就活の準備をしておくべき理由

この記事を読んでいる皆さんの中には、「就活の準備はいつからやっておけばいいのだろう?」と漠然と考えている人たちが多いかもしれません。あるいは、大学1年生から就活の準備をするメリットが分からず、準備をするべきか悩んでいる人もいるでしょう。

まずはそんな人のために、就活を始めるべき3つの理由をご紹介します。

就活成功のカギは情報量! 就活トレンドの最前線に立つ

令和という時代に変わっても、相変わらず重要になってくるのは「いかに情報を集め、取捨選択するか」です。大学1年生のうちから就活情報を入手できる体制を整えておけば、情報量で大きなアドバンテージを得られます。

コロナ禍で先輩たちがどんな就活をしているのか、求人情報はどのように入手するのか、どんな企業が人気なのかなど、常にアップデートされる情報にアンテナを張っておきましょう。

もちろん、大学3年生からでも決して遅くはないものの、1年生から就活情報にアンテナを張っておけば、就活本番の年になって慌てて求人サイトに登録したり、就活情報の入手先に困ったりすることはないでしょう。

常に情報の最前線に立つことで、周りを見て焦ることなく、就活本番を迎えても余裕ができ、結果的に自信を持って面接や入社試験に臨めることにもつながります。

就職の準備が早いほど、多くの企業を参考にできる

当然のことながら、就活を始めるのが早ければ早いほど、多くの企業を知る機会があります。しかし残念なことに、世の中には知らない企業やサービスが山ほどあることに、多くの人たちが気づいていません。

就活本番になると時間に追われて、内定欲しさのあまり、安易にあまり志望していない企業を選ぶ人もたくさんいます。

皆さんにはまだ、多くの時間と可能性があります。就職先選びに妥協しないように、大学1年生のうちから自分の将来やキャリアを見据えて、より多くの業界や企業の事情を知っておきましょう。

選考で評価される能力をしっかりと身につけられる

企業の人材採用の大きなトレンドとして、「ジョブ型雇用への移行」が起こっています。「総合職」などの大きなくくりで採用し、入社後に配属を決定する従来の雇用方法ではなく、「営業職」「デザイナー職」「企画職」「エンジニア職」といった特定の仕事(ジョブ)を採用段階から決定した上で雇用するやり方へ移行しているのです。

そんな中で強まるとされているのが、実力を重視した採用の傾向です。これまで企業は、比較的短い一定の期間内に学生を採用しなければなりませんでしたが、早期化によって、企業はより余裕を持って採用活動を行えるようになります。

そのため、企業は学生のことを知る機会を多く持つことができ、学生の能力をしっかりと把握した上で、慎重に特定のジョブに適した学生を採用していきます。つまり、新卒でも即戦力につながるような能力が評価されやすいということです。

大学1年生のうちから就活の準備を進めて、仕事で必要とされる能力をしっかりと見極め、それを習得することができれば、他の学生の数歩先を行く就活ができるはずです。

大学1年生から始められるおすすめ就活対策

就活を有利に進めたいと思い始めた人は、これからご紹介する5つのおすすめ就活対策を実践してみてください。

自己分析をして、自分の価値観や将来のビジョンを明確にする

就活において必須ともいえるのが、自己分析です。自己分析とは、フレームワークや適性診断ツールを使って、自分の強みや弱み、価値観を把握するための方法です。

自己分析の目的は、大きく分けて2つあります。

  • 自分の強みや価値観を他者に分かりやすく伝えるため

多くの就活生がいる中で、就活では、相手の企業にいかに自分のことを知ってもらうかが重要です。

企業は最初、あなたのことを何も知りません。初回の面接やエントリーシートなど、自分をアピールできる場が限られている中、自分のことをしっかりと把握していなければ、自分の強みや価値観をうまく相手に伝えることができません。

自己分析をして初めて、就活のスタートラインに立てるといっても過言ではないかもしれません。

  • 将来のビジョンを持つことで、企業選びの軸を明確にするため

就活をやり切るためには、就活の目的をしっかりと意識することが大切です。どんな企業を探せばいいのか、将来何をすればいいのかが分からないままでは、自分が働きがいを感じられる企業を見つけることは難しいでしょう。

自己分析をすると、自分の価値観を洗い出し、将来のビジョンを具体的に描くことができるので、企業を選ぶ基準もおのずから見えてきます。つまり、どのような業界や職種、企業体制、社風を選びたいか、そして自分自身がどんなキャリアを積んでいきたいかなどを、明確にすることができるのです。

また、企業選びで重要な要素は、エントリーシートや面接でもよく質問されるキーワードでもあります。事前によく考えて準備しておくことで、質問に対してぶれない返答ができ、採用担当者にも好印象を与えることができます。

業界研究・企業研究をして企業への理解を深める

やりたい仕事や気になる企業が出てきた人は、次に業界研究・企業研究をしてみましょう。そもそも、どんな業界や企業があるのかを知りたいという人にとってもおすすめです。

特に大学1年生は、業界や企業の事情について知らない人も多いでしょう。そんな人は自己分析をする前に、まずぞれぞれの業界の種類や特徴を把握してから、業界ごとにより詳しい研究をしていくのがコツです。

とはいえ、手当たり次第に新聞やニュースサイトをチェックすると、あまりの情報量に疲れてしまいます。また、特定の企業ばかりに目を向けていると、企業選びの視野が狭くなってしまいます。

業界全体の構造や動向をざっくりと把握した後で、個別の企業を研究すると、さらに企業への理解が深まるでしょう。

インターンシップを通して実務経験を積む

インターンシップ(以下、インターン)とは、企業が学生に向けて実施している一定期間の就業体験制度です。インターンの目的は、学生が自分の適性を把握したり、仕事の内容を理解したりすることです。

将来自分がやりたいことのために、企業での働き方や組織の雰囲気にあらかじめ触れることのできる絶好の機会となります。

大学1年生からインターンを経験している人は、まだまだ多くはありません。そんな中で1年生から始めていれば、就活で大きなアピールポイントになります。

大学1年生から利用できる就活サービスに登録しておく

就活では、いち早く情報をキャッチし、行動に移していくことが非常に重要です。その点、大学1年生のうちから就活を考えている皆さんは、すでに同期よりも前進しているといえるでしょう。

そこでさらに前進するために、大学1年生から利用できる就活サービスに登録してみてはいかがでしょうか。

これからご紹介するサイトやサービスは就活に役立つものばかりなので、ぜひ参考にしてください。

  • インターンシップ求人サイト

インターンの重要性は先にお伝えしたとおりですが、早速始めてみたいと思った方は、まず求人サイトに登録してみましょう。

このような求人サイトは、企業が広報メディアとして活用している側面もあるため、インターン情報だけではなく、現役社員のインタビューを読んだり、各企業の社風を垣間見ることもできます。あるいは、これまで自分の知らなかった企業を見つけられるかもしれません。

特にベンチャー企業の求人が多いので、そういったタイプの企業に興味がある人にもおすすめです。

  • 企業の口コミサイト

業界研究や企業研究で、もっと企業の雰囲気や働き方について詳しく知りたい場合に、口コミサイトがおすすめです。

実際に働いている・働いていた人たちの本音や、志望動機、給与、福利厚生などの実態が分かるので、よりリアルに近い企業イメージがつかめます。

しかし、口コミサイトという特性上、さまざまな内容の書き込みがあるので、すべてをうのみにせず、あくまで参考程度に考えておきましょう。

  • OB・OG訪問サービス        

先輩や社会人との人脈がまだまだ少ない大学1年生にとって、OB・OG訪問サービスはとても役に立ちます。OB・OG訪問は、選考以外で社会人から直接話を聞ける貴重な機会です。

面接を通過するコツなど、説明会では聞けないような話を気軽に聞くことができます。特に大学1年生にとっては、自己分析や企業研究をする上で、有益な情報となるでしょう。また、面接の予行演習にもなるため、進んで活用したいサービスです。

大学1年生から就活の準備を始める際の注意事項

これまでご紹介したように、大学1年生から就活を始めることは、多くのメリットがあります。その一方で、始める際の注意事項も知っておくと、より充実した大学生活を送ることができるので、ぜひ参考にしてください。

常に最新情報を追っておく

就活の情報は、常にアップデートされています。あなたが同期や先輩から聞いた情報は、すでに古い内容になっている可能性もあります。

どの業界がどのような状況なのか、あるいはどんな就活の方法が便利なのかなど、最新の業界・企業情報や就活のトレンドに目を光らせておきましょう。また、今流行っているサービスや製品、本、注目のテクノロジーなど、経済全体のトレンドを追っておくこともおすすめです。

新しいばかりでなく、きちんと正しい情報を得るためには、自分から積極的に情報を得ようとする姿勢とともに、情報に惑わされずしっかりと本質を見抜く情報リテラシーを養っておくことも、極めて重要です。

学業をおろそかにしない

アルバイトやサークル、そして何よりも学業との両立を考えて、就活の準備をしましょう。

大学1年生という新しい環境で、いろいろなことにチャレンジするのはとても望ましい姿勢です。しかしその一方で、大学での単位取得をはじめとする「学び」をおろそかにしてしまっては、せっかく大学に在籍している意味がありません。

新しい生活リズムに慣れないうちから、ただやみくもにあれこれやってみても、どれも中途半端に終わってしまうことになりかねません。単位が足りずに留年してしまう可能性も十分にあり得ます。

そこで、就活に本腰を入れる時期を見定めて、いつでも切り替えができるようにしっかりと優先事項を決め、大学1年生として最も充実した生活を送れるようなプランを立てましょう。

趣味や友達との時間も大切に

大学生活で趣味を持つことや、友達と過ごす時間はかけがえのないものです。大学時代の友達とのつながりは、社会人になってから思いも寄らぬ場面で役に立つことがありますし、趣味に打ち込めば、就活でのアピールポイントにもなります。

決して閉鎖的にならず、今までやったことのない趣味にチャレンジしてみたり、さまざまな部活、サークル、コミュニティーなどに参加したりして、できるだけ多くの豊かな経験を積んでください。

この先の人生で、あなたが本当に打ち込みたいことは何なのか? 就活という観点以外で、見えてくることがあるかもしれません。

まとめ

今回は、大学1年生から就活の準備をしておくべきメリットやおすすめの対策について、ご紹介しました。この記事を読んで、早速就活の準備を始めたいという方は、まずは自己分析や業界研究から始めてみてください。

特に自己分析の内容は、あなたがこの先、就活をスタートし、面接や入社試験などの本番を迎えるまでに、繰り返しアップデートしていくことになります。その都度、自己分析を振り返ることであなたの成長を実感できる機会となり、就活のモチベーションへとつながるはずです。