ゼミへの応募

一歩踏み出してみよう。「HATARACTION!ゼミ」をきっかけに、やってみるだけできっと世界は変わる。


2023年夏から、パーソルキャリアの開催する「ゼミ」がスタートする。大学1、2年生を対象に、主に事業創造とキャリアについて少人数で取り組み、自ら考えるプログラムだ。今回は、ゼミを企画した人事担当者への取材を実施。企画チームの想いやゼミへの期待について語ってもらう。

星野 賢紘(ほしの かつひろ)

人事本部 リクルーティング統括部 新卒採用部 第2グループ アシスタントマネジャー

2016年に新卒で入社。人材紹介の法人営業(リクルーティングアドバイザー)、新規事業立ち上げなどを経て、キャリアチャレンジ制度を活用し人事部へ。新規事業企画やエンジニアなど特定のポジションに配属する採用コースの責任者を務める。

鎌田 麗華子(かまた りかこ)

人事本部 リクルーティング統括部 新卒採用部 第1グループ

2018年に新卒で入社。プロジェクトエージェント(PA)を経験後、キャリアチャレンジ制度を活用して人事部へ。内定者のフォローやコンプライアンスなどを担当している。

インプットと実践。両方あるから、成長実感が得られる。

―― 今日はゼミ企画者の想いやゼミに期待してほしいことなどを中心に聞いていきたいと思います。

鎌田 そうですね。そもそもゼミを企画した背景には、私たち人事の課題感や想いがありました。

星野 率直に、大学生がキャリアについて考える機会って少ないよね、と。もちろん大学の授業でもキャリアに関するテーマはあるのでしょうが、知識を得たり講演を聞いたりで終わってしまう場合がほとんどだと思います。自分自身のこととして考える。積極的に自ら行動する。そういった機会が少ないのではないか、と考えていました。

鎌田 大学3、4年生になった途端、急に就職活動のことを考えなければならないのも難しいですよね。パーソルキャリアとして何か応えたいと思い、ゼミの企画に至ったんです。

―― 課題を基に企画提案を行うのは、新規事業創造と同じプロセスですね。

鎌田 はい。課題の解決は、パーソルキャリアがとても重要視しているところです。

―― ノウハウを教える講義のような形ではなく、少人数で取り組むゼミ形式にしたのはどんな理由でしょうか?

星野 ただ「インプット」するだけで終わらせず、「実践」まで経験してほしいと考えたからです。直接ターゲットの生の声を聞いて何かを感じ取ったり、自分で課題について考え企画してみたりすることで、より学ぶことも身につくことも増えるのではないでしょうか。

鎌田 とくにゼミを企画するにあたって私たちが意識したのは、「インプット」と「実践」の両方ができる点なんです。

―― 両方あることが大切なんですね?

鎌田 そうです。たとえば大学でキャリアに関する講義やビジネス講座を受けたりすれば、それらは知識としては身につくでしょう。しかし、何となくの理解で終わってしまったり、行動にはつなげにくかったりするのではないでしょうか。逆に、実践だけに偏ってしまうのもよくありません。根拠のないアイデアや抽象的な一般論に基づいたものは、事業やサービスとして成立しにくい。どちらかだけでなく、両方を学べるあり方としてゼミの形をとりました。

泥臭く、しかしどこでもやっていける、開拓者になれ!

―― 今回のプログラムでは、外部の個人を招いて課題をヒアリングし、その課題に基づいた解決方法の提案や事業の企画を行います。それがインプットと実践の両方を行えるということなのですね。

星野 はい。インプットと実践、両方やるから実感が得られるのだと思います。統計情報やインターネットリサーチの結果だけではない、自分で調べた一次情報の大切さがわかるはずです。ただのヒアリング練習ではなく、そういった重要性まで理解する機会になればいいですね。

鎌田 新規事業においては、一次情報の取得がとても大切だと考えています。自ら情報をコツコツ集めて、課題を解決しようとするアクション。

星野 そうそう。言ってしまえばかなり泥臭いんですよね、事業創造って。楽しくキラキラしたイメージだけではない、事業をつくるための地道な姿勢も伝えられるといいですね。

鎌田 視点は変わりますが、個人へのヒアリングを行うことで「キャリアの幅の広さ」を実感してほしいです。知らなかったキャリアやはたらき方に直接触れて、いろいろ感じてほしい。

―― インプットと実践の両方を経験し、一次情報の大切さやキャリアの多様性を実感してほしいということですね。インターンへ参加する学生のみなさんに、おふたりが「ゼミを通じてこんな力を身につけてほしい!」と望むことはありますか?

星野 ビジネスパーソンとして大切なスキルのひとつ、「行動力」を身につけてほしいですね。ゼミの中で学べる行動力ももちろんありますが、まずは「ゼミに参加してみる」「一歩踏み出してみる」というのがすでに大きな行動です。行動することって、本当に大事。成功したとしても、失敗したとしても、ね。

鎌田 失敗したことがわかれば次に活かせますからね。まずはやってみることが必要だと思います。

星野 パーソルキャリアの社内でよく言われる「開拓者マインド」という考え方にも通じる話だと思います。食べ物を与えられるまで待っている人になるのではなく、たとえ無人島でも自力で食べ物を調達できる力を身につける。そうすれば、「どこでだってやっていける人」になれるはずです。

鎌田 そうですね。環境に依存したり人任せにしたりするのは楽ではあるけど、成長は得られません。自ら行動する。やってみる。それを実践した人にしか得られない成長、はあると思います。

自分の色を活かしながら、色の変化も楽しんで。

―― 「HATARACTION!ゼミ」は3カ月間のプログラムですが、終了後も参加者同士のつながりが続くコミュニティにする予定だと聞いています

鎌田 学生生活や社会人生活では得られない「人とのつながり」ができることを期待しています。

星野 大学での交友関係って、属性が自分と近い人とのつながりになってしまうことが多いですよね。楽しくはあるけど、それだと世界は広がりにくい。また、社会人になってからは、さまざまな分野で活躍する人とつながれることはあっても、友達だと思えるほど本音で話したり、気持ちをぶつけ合ったりできる関係性を構築するのは難しい。

鎌田 そういった中で、校外のさまざまなバックグラウンドを持つ人と知り合える場にこのゼミはなるはずです。何か行動しようと思った人、ゼミという共通の目的に一緒に取り組んだ人。いずれも同じ想いを持つ仲間です。

星野 キャリアへの関心や意識のレベルは一緒だけど、バックグラウンドは違う。そういったゼミ生同士、あるいはパーソルキャリアの社員と話をする中で、得られる気づきや成長もあるんじゃないかな。

鎌田 そうですよね。雑談やちょっとした意見交換の中にも学びを見出すのは、パーソルキャリアらしいカルチャーかもしれません。社内で「壁打ち」と呼んでいるものです。

星野 壁打ち、よくしますね。フラットに、ラフに、「こう考えたんだけどどうかな?」「これってどうかな?」と聞いてみる時間。楽しいです。

鎌田 私もいいカルチャーだなと思っているんです。それぞれ個性を持っているけど、意見交換をする過程で、少しずついい影響を受けて考えが変わっていく。そうやって人の「色」が変わっていくのって、いいですよね。ゼミも同じように、いろんな人のいろんな色が変化していくコミュニティになったらうれしいです。

星野 ゼミ卒業生も含めたコミュニティにして、回を重ねるごとにどんどん大きな組織になっていったりしてね。ゼミを卒業したら、さまざまな分野でみんなに活躍して「今こんなことを頑張っているんです」って教えてほしい。あとは将来、卒業生同士で声をかけ合って新規事業を立ち上げられたら楽しいだろうな。

この記事と出会った時点で、変化は起こり始めている!

―― 最後にあらためて、この記事を読んでいる学生のみなさんに対する期待を聞かせてください。

鎌田 一言でいうと、「まずは参加してみて!」なのですが(笑)。

星野 たしかに、そこに尽きる(笑)。ハードルを変に高く感じないでほしいです。過去の経験やスキル、実績などは重視しません。どちらかというと、その人のマインドや興味・関心、好奇心の強さに期待しています。

鎌田 本当に、ほんの一歩。ほんの一歩だけ踏み出せる行動力があれば、世界が変わることをゼミで体感しにきてほしいです。

星野 まずは一歩、ってのが大事ですよね。知り合いの大学生と話していると、「やりたいことなんてない」「就活なんて言われてもわからない」という人がいます。スタートはそれがリアルで、普通なんだと思います。だから今、特別に何かができている必要はない。でも、この記事にたどり着いて興味を持って読んでいるということは、きっと「何かしたい」「何か変えたい」と思う気持ちがあるってことですよね。

鎌田 それだけでも、すでに行動は始まっていますよね。

星野 そうそう。小さな行動でも起こすことができたら、それってすごいことなんです。だから、今の気持ちを大事に、踏み出してみてほしい。そしてゼミに参加してもらえるならば、その気持ちと行動に応えるだけのものが得られることは約束できる!

鎌田 そうですね。一緒に一歩新しいことへのチャレンジ、やってみましょう!

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