【厳選12冊】大学生におすすめ!自己成長のきっかけとなる本


大学時代は、社会人に比べ時間の融通が利くため、学業以外に注げる時間が多く、自己成長できるチャンスにあふれています。そんな時間を読書に費やす人も多いのではないでしょうか。今回は、自己成長のきっかけとなる本を厳選して12冊ご紹介します。ぜひ、書籍選びの参考にしてください。

自己成長のために読書がおすすめな理由

読書は、続けることで集中力や記憶力が向上するほか、健康面でも非常に良いとされています。特に、自己成長を目的として読書をするメリットを取り上げて整理しておきます。

読書をするメリットは、主に三つあります。

  1. 教養が身につく
  2. 文章力が高まる
  3. 時短につながる

教養が身につく

大学の授業では、その学部学科の専門的な分野となるため、社会人にとって当たり前の知識や常識は自分で身につける必要があります。読書は、そのための一つの手段として非常に有効です。日々のニュースで得られる情報は、時事的なものが多く風化してしまいますが、読書から得られる知識は、この先の将来でも風化しない教養となる場合が多いです。

文章力が高まる

文章力を鍛えるには、できるだけ多く文章を読むことが重要です。読書をしたことがないのに、作家になりましたという人はほとんど聞いたことがないですよね。普段から文章を書く作家や教授の多くは、読書家であることが多いです。ビジネスの現場においても、プレゼンやドキュメントを作る機会はとても多いので、多くの文章に今のうちから触れておきましょう。

時短につながる

読書では他人の経験や先人の知恵、ハウツーを知ることができます。世の中にあふれた情報を体系化して知識としてまとめ上げた良質な本から、それらを得て実践することで作業効率の向上や時短につながります。時間がないから読書をしないのではなく、時間がないからこそ読書をして時間を生み出しましょう

自己成長のための読書術

読書が苦手な人にとっては、いくら自己成長につながるといってもなかなか始めづらかったり、習慣化しづらいものです。ただなんとなく読書はしていたという人も、少し意識を変えるだけで、自己成長を最大化できるのでぜひ参考にしてください。

読書することを目的にしない

読書は、あくまで目的達成のための手段に過ぎません。つまり、自己成長するための手段に過ぎず、読書することを目的としないようにしましょう。読書することを目的とすると、早く読破することに意識が向いてしまったり、読書していることに満足してしまいます。多くの人が陥りやすいポイントなので注意してください。

ストレスを溜めない読み方をする

読書をすることがストレスになっている状況は好ましくありません。ストレスを溜めないような読書の仕方を工夫して心がけましょう。

「やらされ感」の中で読書をしない

読んでいて「楽しい!」「面白い!」と思えないと、読んだ内容は身につきづらいです。読みたくない本を読んでいるときは、かなりのストレスを感じます。人に読まされているのではなく、自己成長のために自分の意思で自分のために、読みたい本を探しましょう。

朝の読書がおすすめ

読書は脳に疲れが溜まっていない朝の時間を活用することが良いと言われています。特に朝は、自己啓発本など前向きになれる本がおすすめです。一方で、寝る前はインプット系の本を読むなど、時間帯によって読む本のジャンルを変えてみると良い習慣につながります。

自己成長のために大学生におすすめの本12選

昔から読まれ続けるビジネス書籍

松下幸之助『道をひらく』

『道をひらく』は松下電器(現 Panasonic)創業者の松下幸之助の短編随想集。昭和43年の発刊以来、累計530万部を超え、いまなお読み継がれる驚異のロングセラーです。

本書は、松下幸之助が自分の体験と人生に対する深い洞察を基につづった短編随想集で、経営者に限らずあらゆるジャンル、立場の人にとって力になる言葉が数多くつづられています。

失敗して落ち込んだとき、人間関係でうまくいかないとき、物事がうまくいかないときなど、人生の局面で心に響く言葉がこの一冊にあふれています。

稲盛和夫『生き方 人間として一番大切なこと』

『生き方』は世界的大企業となった京セラとKDDIを創業し、JALの経営再建を成し遂げた経営者・稲盛和夫が、その成功の礎となった実践哲学をつづっている人生論の〝決定版〟と言われる一冊です。

経営者として若手経営者の育成にも力を入れている稲盛和夫氏の言葉が詰まったこの本を、経営者やビジネスマンだけでなく、スポーツ各界の著名人も座右の書として挙げています。

これからの人生をどのように歩むのか、どんな選択をするのか、将来について考える機会の多い大学生だからこそ、今読んでほしいおすすめの内容となっています。

スペンサー・ジョンソン『チーズはどこへ消えた?』

『チーズはどこへ消えた?』はAppleやIBMなどのトップ企業が、社員教育に採用している名著。迷路の中に住む、2匹のネズミと2人の小人を主人公にした、寓話(ぐうわ)風の自己啓発本です。

彼らはチーズを食糧としており、ある日迷路をさまよった末にチーズを発見します。しかし「当然そこにあるもの」と思っていた「チーズ」が突然消失。

危機的な変化が起きたときに、どう対応するべきか」を、物語を通して読者に伝えてくれる一冊です。100ページにも満たないので、読書が苦手な方にもおすすめです。

経済界注目の最新ビジネス書籍

オードリー・タン『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』

『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』は「IQ180」「史上最年少閣僚」などと形容される、世界で注目を集める著者の最新書籍

彼女がデジタル担当政務委員(閣僚)として中心的な役割を担い、台湾でコロナ対策を成功させたことは記憶にも新しいことと思います。その当時の話だけでなく、デジタルと民主主義、デジタルと教育、AIと社会・イノベーションなど、彼女が現在、そしてこれからの世の中と日本をどのように捉えているのかが分かる一冊となっています。

彼女について書かれた書籍はほかにもいくつかありますが、彼女について知りたい人にまず、おすすめしたい一冊です。

原田曜平・小祝誉士夫『アフターコロナのニュービジネス大全』

『アフターコロナのニュービジネス大全』は、日本だけでなくアフターコロナの世界の先進事例がまとまった一冊です。

新型コロナウイルス感染症によって、新しい生活様式が広まり、そんな中で注目されているのが、「アフターコロナ」や「ポストコロナ」といったコロナ禍で成長しているサービスやコロナという時代が興した新規事業です。

コロナ禍の厳しい状況の中で、その環境に適用しようと挑戦したり、事業やサービスをアップグレードしたりという動きは、これまでにないトレンドを生み、サービスや事業に新しい視点を生み出しました。コロナという脅威をビジネスのアイデアで克服し、成長している事業事例を参考に、これからの時代を生き抜くビジネスチャンスを勉強したい人におすすめの内容となっています。

バウンド『60分でわかる! SDGs 超入門』

2021年も注目筆頭のキーワード「SDGs」について知りたいという方におすすめしたいのが『60分でわかる! SDGs 超入門』。最近では多くの企業がSDGsの取り組みを進めているので、企業理解や業界理解を深めるのに必須の知識となってきています。

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称として国連が策定した17の目標(ゴール)と169のターゲットで構成されています。本書は、タイトルにあるように60分あれば基本を押さえることはもちろん、ビジネスとSDGsを両立している事例を交えつつ実践に使える内容が理解できます。

SDGsについて勉強したいけど、どの書籍を読もうか迷っている方に、まずおすすめしたい一冊です。

教養が身につくビジネス書籍

ハンス・ロスリング 他『FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』

世界で300万部の大ベストセラーとなっている『FACTFULNESS』は、環境、貧困、人口、エネルギー、医療、教育問題などの幅広い分野をテーマに、最新の統計データを基に世界の正しい見方を学べる一冊となっています。

本書では、単なる教養が身につくと思うことなかれ。データを基に世界を正しく見ることで、私たちがなんとなくイメージしている思い込みのほとんどが間違っていることを思い知らされます。また、難しい統計用語や経済用語がほとんど出てこないため、誰でも分かりやすく、内容を理解することができます

学校や大学では教えてくれない世界の教養を、ぜひ社会人になる前に身につけてはいかがでしょうか。

末永幸歩『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』

『13歳からのアート思考』は、いわゆるアート思考やアートシンキングのプロセスを分かりやすく解説した一冊です。「美術」は今、「大人が最優先で学び直すべき科目」といわれ、アート思考が注目されています。本書は20世紀アートを代表する6作品をもとに、アート思考をとりわけ分かりやすく解説しているというのが特徴です。

アート思考とは、①「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、②「自分なりの答え」を生み出し、③それによって「新たな問い」を生み出すプロセスのことをいいます。あなたは本当に、自分だけのものの見方・考え方ができているでしょうか。アート思考について書かれた書籍はいくつかありますが、アート思考の入門編としてアート思考を理解したい、アート思考を身につけたい人におすすめの一冊です。

安宅和人『イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」』

『イシューからはじめよ』はロジカルシンキング・問題解決の決定版としてロングセラーの一冊。本書の著者は「AI×データ時代における日本の再生と人材育成」について解説した『シン・ニホン』の著者でもある安宅和人氏。

マッキンゼー、ヤフーCSO、慶応大学教授という経歴を持ち、脳科学やAI技術、データサイエンスの第一人者である著者が、AIとデータの発展によって、あらゆる面で変化が進む現代人に必須の問題設定と解決の手法を分かりやすく解説しています。

圧倒的に生産の高い人は何が違うのか。彼らに共通する問題設定法や解決法をロジカルに説明するとともに、本当に取り組むべき「イシュー」の見分け方を実践したい人におすすめの一冊です。

自己啓発におすすめの書籍

トム・ラス『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』

就活生、社会人、すべての人におすすめしたいのが『ストレングス・ファインダー2.0』。全世界でベストセラーとなり、一度は目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

タイトルにあるように、自分の才能や強みに気付いていない人におすすめしたい一冊です。あなたの気付いていない才能を明らかにするのに役立つだけでなく、その才能を活かすコツも紹介しています。

『ストレングス・ファインダー』独自の、自己分析ができるウェブテストのアクセスコード付きなので、わざわざ自分で自己分析シートを作ったり、他のサービスを使ってテストを受ける必要がありません。読書が嫌いな人でも、このテストを受けるためだけでも十分に買う価値があります。そして就活に特化した本ではないため、今後人生の岐路に立ったときに役立つ、一生モノの本となっています。

吉野源三郎 漫画 羽賀翔一『漫画 君たちはどう生きるか』

1937年に出版された吉野源三郎氏の名著「君たちはどう生きるか」が漫画版としてリメイクされたのが本書。もともとは児童向けに出版されたそうですが、現在では世代を越えて多くの読者に愛されています。

本書の内容は、主人公のコペル君(中学生)と母親の弟である叔父さんとのやり取りが中心となります。叔父さんは帝国大学出身の知識人で、コペル君にとってはメンター的存在。二人のやり取りの中で、共感を覚えたり、自分を見つめ直したり、生き方の指針となる言葉が数多く示されています

大学生という今だからこそ、将来「どう生きるか」について本書をきっかけに見つめ直してみてはいかがでしょうか。

岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』

学校やアルバイト先で、誰もが一度は直面する人間関係の悩み。嫌われたくないという気持ちから、やりたいことや言いたいことを我慢した経験はありませんか?

そんな人間関係に悩むすべての人に読んでもらいたいのが、アドラー心理学を用いて書かれた『嫌われる勇気』です。

この本は、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、対人関係を改善するための具体的な方法を提示してくれています。

人間関係に悩んだことがあれば、ぜひ一度読んでみてください。哲学者と青年の対話形式で物語が進むため、非常に読みやすい一冊です。

まとめ

今回は大学生におすすめの自己成長のきっかけとなる本をジャンル別に紹介しました。気になる本はあったでしょうか?

自己成長には、本を読むことががおすすめです。読書のメリットは多くあるので、普段本を読む習慣がない人も、この機会にぜひ、書店や図書館で本を探してみてはいかがでしょうか。

その際はまずはこちらのリストを参考としていただき、徐々に本を読む習慣をつけてみてください。

今回紹介した本

  1. 昔から読まれ続けるビジネス書籍
    • 松下幸之助『道をひらく』
    • 稲盛和夫『生き方  人間として一番大切なこと』
    • スペンサー・ジョンソン『チーズはどこへ消えた?』
  2. 経済界注目の最新ビジネス書籍
    • オードリー・タン『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』
    • 原田曜平・小祝誉士夫『アフターコロナのニュービジネス大全』
    • バウンド『60分でわかる! SDGs 超入門』
  3. 教養が身につくビジネス書籍
    • ハンス・ロスリング 他『FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』
    • 末永幸歩『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』
    • 安宅和人『イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」』
  4. 自己啓発におすすめの書籍
    • トム・ラス『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』
    • 吉野源三郎 漫画 羽賀翔一『漫画 君たちはどう生きるか』
    • 岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』

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