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大学の授業で良い成績・高評価をもらうためにやるべきこと


大学では授業を受けると単位を取得でき、成績が付与されます。単位を取るだけでも卒業はできますが、良い成績を収めていることで奨学金の受給ができたり、就職活動で評価の指標となったりすることも。この記事では、大学で良い成績や高評価をもらうためにやるべきことを6つのポイントに絞って紹介しています。より良い成績を収めて理想の未来をつかみましょう。

大学の成績の付け方は授業によって異なる

成績の付け方は、授業や教員によって異なります。例えば、学期末に実施する筆記試験のみで決まるものもあれば、課題提出で決まるものもあります。これは履修登録前に配布されるシラバスに詳細が記載されていることが多く、「試験100%」や「試験60%:課題40%」のように表記されているので確認してみましょう。ここでは、成績付けされる課題や試験の注意点を紹介していきます。

中間試験・期末試験

中間試験や期末試験は、学期ごとに45分~90分程度の時間で実施されます。それまでの期間の授業内容について習熟度を測る目的の試験で、必修科目として成績の大部分を占めることが多いようです。試験の中には、教科書や参考書などの持ち込みが許可されている論述のようなものもあります。いずれの試験形式でも効率よく高評価を得るためには、普段の授業の理解や過去問での対策が欠かせません。なぜなら大学では速いペースで授業が進んでいくため、試験の範囲が広くなる傾向にあるからです。少なくとも一夜漬けで試験に挑むといったことがないように日々の勉強を重視しましょう。

課題・レポート

授業によっては試験などがなく、課題やレポートの内容でのみ成績を付けることもあります。提出の頻度と量はさまざまです。週ごとにA4用紙1枚程度のケースや、自分の意見を述べる大きい課題(いわゆる答えのないテーマ)もあるため、高評価を得るのは難しそうだと考える人もいるのではないでしょうか。課題やレポートは、出題される背景や目的を考えて論理的に主張を述べるようにすると、良い成績や高評価につながりやすいでしょう。普段の授業で教授がヒントになることを話している場合もあるので、しっかり聞いておきましょう。

授業中の加点イベント

授業中に教員の質問に答えたり、課題や小テストをこなしたりすることで成績評価に用いられる「ポイント」が加点されることがあります。このポイントだけですべての成績が決まることはありませんが、成績をもう一歩伸ばすための有効な手段にはなり得ます。試験で良い成績を収めた上に、普段の振る舞いでポイントを得ていれば、他の人よりも高い成績となる可能性があるでしょう。

良い成績・高評価を得るためにすべきこと

自分の興味が持てる授業を取る

選択必修科目や選択科目は、あなたが進んで学びたいと感じる授業を取るようにしましょう。興味を伴わない学びは継続することが苦痛になるからです。いわゆる「やらされている」状態だと、時間の流れが遅く感じ、モチベーションが低下して単位取得すら難しくなります。誰に言われずとも自分から学びたいと思える授業であれば、積極的に学ぶことができるようになります。「単位を取る」「高評価を得る」ことだけを目標にしてもいいですが、せっかく選んだ大学に通っているなら、実のある時間を過ごせるように、興味を持てる授業を取ってみてはいかがでしょうか。

分からない箇所をそのままにしない

教授に質問するのがおすすめ

授業では、論理展開が難しかったり最先端のテーマを扱っていたりするため、内容をよく理解できないこともあるでしょう。そういった不明点の解消は、教授や講師に質問することをおすすめします。教授の考え方を深く知ることができ、質問の答えが試験で出題される可能性もあるため、Webなどで調べるよりも好成績に直結する情報を仕入れることができるはずです。さらに、あなたの顔を知ってもらうきっかけになり、より気軽に質問がしやすくなるメリットもあります。

ただし、質問をする際には注意もあります。ただ分からないから教えてほしいというスタンスでは、逆に評価を下げてしまうかもしれません。質問は知りたいことと、現状のギャップを踏まえてするようにしましょう。具体的には「○○を導くために××までは理解することができました。ここから△△のようにしたいと考えていますが、正しいでしょうか」のように、あなたの理解している範囲をできるだけ詳しく、冗長にならないように質問をすると、うまくコミュニケーションが取れます。

教授の出している著書が参考になることも

例外はありますが多くの場合は、授業をしている教授が試験作成や、レポートの出題を行います。ということは、教授が学生に理解してほしいと思う箇所が出題範囲となるはずです。これを把握するためには、授業内容の理解に加えて教授が出版している著書を網羅することも、高評価を得るための手段になります。授業中に著書を紹介されたことがある人もいるかもしれません。専門書になると高価なものもありますが、教授の主張をより理解して高評価を得るために、購入を検討してもよいでしょう。

先輩や友達から情報収集する

良い成績や高評価を得るためには、授業について情報収集することも欠かせません。授業の内容を先取りすることができますし、試験形式や難易度についても知ることもできます。情報収集をして授業の予習をしておくことで授業の理解度が増し、要点を効率的に身につけられるようになります。研究室やサークルの先輩、学科の友達などで同じ授業を履修している人が周りにいれば、積極的に尋ねてみてください。また、あなたが聞かれる立場であるなら、知っている範囲で構わないので快く答えてあげましょう。

授業で友人をつくる(友人と履修を組む)

休んでしまったときの情報交換ができる

長い大学生活で、時には体調不良や急用が発生し、授業を休まざるを得ないときがあるかもしれません。大学の授業は速いペースで進んでいくため、遅れを一人で取り戻すことは想像以上に難しいこともあります。そのようなときに、同じ授業を取っている友人がいれば、友人から授業で扱った内容や範囲をキャッチアップできるため、授業についていけなくなることも少なくなります。

分からないところを一緒に勉強できる

同じ授業を履修する友人がいると、分からない箇所を一緒に勉強できます。教員や教授に聞きづらいと感じる人でも、友人になら気軽に聞けるのではないでしょうか。友人と不明点を確認し合ったり教え合ったりすることで、知識はより定着しやすくなります。特に教えることは良いアウトプットの機会になるためおすすめです。

テストの過去問を入手する

試験がある授業では、可能ならば過去問はできるだけ入手するようにしてください。初見で試験を受けるより効率的に勉強ができるようになり、良い成績や高評価を得られるようになります。授業によりますが、過去問と同じ内容が出題されることもよくあります。また、同じ内容ではないとしても、過去問から試験の傾向を知ることができます。傾向を知れば、よく出題される内容やポイントが分かるので、適切な対策ができるようになります。あなたの周囲の先輩や友人に、過去問を持っていないか聞いてみるとよいでしょう。

真面目に勉強する

これまで良い成績や高評価を得るための方法をご紹介しましたが、最終的には真面目に勉強することに尽きるといえます。大学の授業は基本的に1限90分と長尺であるため、1つの授業で多くの時間を使います。貴重な時間を無駄にしないためにも、90分間しっかりと集中することが大切です。少しでも多くの知識を得られるような姿勢で勉強に励むことをおすすめします。

まとめ

この記事では、大学で良い成績や高評価を得るための方法をご紹介しました。日ごろからこつこつと勉強することはもちろんですが、授業について情報収集することも効率的に勉強することに役立ちます。理想の未来をつかむために、楽しみながら高評価を目指して、日々勉強していきましょう。

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