起業したいけど案がない!アイデアが見つかる本を紹介

近年、さまざまな理由から起業する人が増えています。一方で、起業を目指す人の中には「新事業を生み出すような能力が自分にはない」「新聞を読んでも、いまいちアイデアが出てこない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。起業は「誰と会社を立ち上げるか」よりも「何をするか」が重要です。他企業が既に進めている事業に挑戦しても価格競争で負ける場合があるため、新しいアイデアや発想力が欠かせません。世の中にはアイデアや新規事業が見つかる書籍・Webサイトがあふれています。この記事で紹介する「アイデアが見つかる本7選」を活用し、ぜひ新しいアイデアを発見してください。


アイデアが見つかる本7選

起業1年目の教科書

まずご紹介するのは『起業1年目の教科書』。

この書籍の特徴は「起業のためのノウハウではなく、マインドを養う」という内容です。

起業する人向けのビジネス書の多くは、株式会社の設立方法などノウハウに特化しがちです。また、堅苦しい言葉が並べられた本では、せっかくの起業意欲が落ちてしまい、良い発想も生まれにくくなるでしょう。『起業1年目の教科書』は「ぼんやりと起業してみたいと考えている人」向けに、分かりやすい言葉でていねいに解説しています。

中でも特に印象的なのは「成功している人は大きな目標に到達するための細かな階段をつくっている」という一節。

起業を目指している方の多くは「すぐにお金持ちになりたい」「早く事業を成功させたい」と思いがちです。その結果、無謀なアイデアや事業に挑戦し、失敗してしまうことも多くあります。この本は、一歩ずつ小さな成功体験を積み重ねることで、ゴールへの道筋が見えてくると教えてくれる一冊です

『アイデアのつくり方』

次に紹介するのは『アイデアのつくり方』。

この書籍は「アイデアが生まれる原理を脳科学から理解する」という内容です。100ページほどの書籍なので、どなたでも手に取りやすい一冊でしょう。

新規事業を考える際に「なにか良いアイデアはないか」と、やみくもに考えてはいないでしょうか。もちろん、そうしたやり方で斬新なアイデアが浮かぶ人もいるでしょう。しかし、多くの場合そうではありません。この書籍では「5つのステップで誰でも簡単にアイデアを生み出す方法」を紹介しています。

①データ収集
②集めたデータのそしゃく
③無心で考える
④「発見した!」の瞬間
⑤アイデアの検証・具体化

このように、アイデアが生まれる原理を体系的に知ることで、格段に考えをまとめやすくなります。特に、著者であるジェームス・W・ヤングは「アイデアは新しい組み合わせである」と繰り返し述べています。つまり、アイデアはゼロから生み出すものではなく、組み合わせにすぎないということです。この話を知ると、自分でもアイデアを生み出せそうだと思いますよね。

『ビジネスモデル2.0図鑑』

次に紹介するのは『ビジネスモデル2.0図鑑』です。

2018年に出版され、さまざまな書店ランキングに入選するなど、現在も注目されている一冊です。この書籍は「100個のすごいビジネスモデルを、図鑑のように分かりやすく解説」していることが特徴。

ビジネスモデルとは「利益を生み出す商品や、サービスに関する事業戦略と収益構造」を指します。この書籍では、AmazonやGoogleなどの超一流企業から、あまり知られていない優良企業まで幅広く、どのようなビジネスモデルで利益を出しているのかを図解しています。

起業するにあたってアイデアを考えるのも重要ですが「そのアイデアは利益を生むことができるのか」というビジネスモデルを考えることも欠かせません。しかし、そうしたビジネスモデルの知識は、一朝一夕ではなかなか身につかないでしょう。著者も「どれほど優秀な人材を集めても、どれほど設備に多額の投資をしても、仕組み自体が通用しなくなったら、そこで終わりである」と述べています。

起業を目指している方は、アイデアづくりと並行して、ビジネスの仕組みも学習しましょう。

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』

次に紹介するのは『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』です。こちらの書籍の特徴は「この一冊で近未来を一望できること」です。

起業する上で重要な能力は、発想力に加えて「先を見通す力」であるといわれています。あらゆる業界で「この先10年の未来」を予測しておくことは、不可欠です。そこで、この書籍では、医療、長寿、金融、不動産、教育、小売り、広告、エンターテインメント、交通、環境の各分野で、テクノロジーの融合によって生じる変化をファクトベースで分析しています。

これから新規事業を立ち上げる人には、必読の一冊です。

⑤『起業アイデア3.0』

次に紹介するのは『起業アイデア3.0』です。

こちらの書籍は、1,000人の起業家を支援したベンチャーコンサルタントによる新世代の起業入門書です。特徴は「起業アイデアの型を伝授する」。

起業しようと意気込んだ多くの方が、一つの壁に直面します。それは「起業したいのに、アイデアがまとまらない」「画期的な新事業が思いつかない」といった悩みです。しかし、この書籍では「そうした悩みに直面するのは当然である。なぜなら、正しい起業アイデアの型を知らないからだ」と述べ「正しい方法論に従えば、誰でも、きちんとビジネスとして成立するアイデアを手に入れることができる」と説明しています。

実際に書籍では「プロダクトアウト発想法」「マーケットイン発想法」「コンペティターシフト発想法」の3段階に分けて、起業アイデアの発見から深掘りまでサポートしてくれます。

この書籍を最後まで読めば、現時点でアイデアが浮かんでいない人でも、社会で通用するビジネスモデルを確立するところまで到達できるかもしません。

『日経テクノロジー展望2022 世界を変える100の技術』

次に紹介するのは『日経テクノロジー展望2022 世界を変える100の技術』です。

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』でも説明したように、起業するにあたって10年〜20年後の世界を予測することは必要不可欠です。この過程を怠ると、せっかくの新規事業も成長性が見込めません。この書籍では、今後の世界のキーワードとなる「テクノロジー」に絞って、次世代技術を紹介しています。情報の精度が極めて高く、解説もていねいな一冊です。

紹介するテクノロジーは「エネルギー」「ヘルスケア」「IT」「ライフ&ワーク」「マテリアル&フード」「セキュリティー」「トランスポーテーション」の7分野。例えば、ヘルスケアの分野では、mRNAワクチンやAI医療、血液1滴で調べるアレルギー検査などが紹介されています。

少し専門的な言葉が多い本ですが、テクノロジー技術を用いた事業立案を目指す方には必読の一冊です。

『NFTの教科書 ビジネス・ブロックチェーン・法律・会計まで デジタルデータが資産になる未来』

最後に紹介するのは『NFTの教科書 ビジネス・ブロックチェーン・法律・会計まで デジタルデータが資産になる未来』です。

今世界で急速に加速している「NFT」という単語をご存じでしょうか。NFTとは、「Non-Fungible Token=非代替性トークン」の略で、一言で言えば「唯一無二の証明ができる」技術です。

近年、インターネットの急速な発展により、コピー、改ざんが簡単にできるようになりました。その結果「本物」と「偽物」の区別が付きにくくなっています。それらを区別できるようにし、唯一無二であることを証明する技術がNFTです。NFTは世界中で、アート、国内外ゲーム、メタバース、スポーツ、ファッション、音楽、テクノロジー、法律、会計など、多方面で活用されつつあります。これからの時代は、多くの商品やサービスでNFTが用いられるようになるでしょう。つまり、この技術を知ることで、ビジネスモデルの幅が格段に広がります。

実際にこの書籍では、NFTの最前線や今後どのように成長していくかを、NFTに熟知した専門家が図版や表でていねいに解説しています。これらの知識を習得すれば、より精度の高い10年後の未来予想図を描くことができるはずです。未来を予測したアイデアも浮かびやすくなるでしょう。

まとめ

今回は「起業したいけど案がない!」という方向けに、アイデアが見つかる本を紹介しました。

アイデアを生み出すためには正しい型を知る必要があります。加えて、新規事業を立案するためには、10年~20年後の未来を見通す力が不可欠です。今回紹介した本を熟読すれば「正しい型」や「見通す力」が身につきます。

起業を目指している方は、これらの書籍をぜひ活用してください。

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