大学1年生で取得できるおすすめの資格! 就職に有利なのは?

大学1年生で取得できるおすすめの資格! 就職に有利なのは?

2021.10.05 COLUMN

大学1年生から資格の勉強をするメリット

時間が十分にあるのは今のうち!

大学生は人生の中でも、自由に使える時間がたっぷりある貴重な期間です。将来のため、資格取得に向けて勉強するには最適です。

特に1年生は、まだまだたくさんの選択肢が残っている状態です。資格勉強を通して、キャリアプランについて考えてみるのもおすすめです。

また、3年以上の勉強時間が必要とされる難関資格の受験を決めるのは、大学1年生の前期が最後のチャンスでしょう。覚悟のいる選択ですが、迷っているようであれば、取得に向けて動いてみるのもよいでしょう。

大学の授業を優先して考えよう

ただし、大学の授業をないがしろにして資格取得を目指すのは避けましょう。単位が足りていないと、2~3年生時の就職活動にも支障が出るため、資格を取る以上に損失が大きくなってしまいます。

資格勉強をするとしても、無理のない範囲で、1年生のうちにしっかりと大学の授業を受け、余裕を持って単位を取得しておきましょう。

資格を講義履修の目的とするのもおすすめ

大学によっては、資格の取得が単位になる授業や、授業を通して資格勉強ができる場合もあります。単位が厳しくて資格を取る余裕がないという人は、こういった授業を探してみるのもおすすめです。

直接的に資格が取れる講義というのはさほど多くはありませんが、何らかの資格と学習範囲が被る授業は少なくありません。資格の勉強をしている中で気になった点を、教授に質問することもできるため、取りたい資格がある場合は、履修登録する際に関連する授業を探してみるとよいでしょう。

あくまで就活の補助にしかならない

一部の士業系資格を除き、就職活動において、資格自体が大きな価値を持つわけではありません。

資格を通して何を学び、何を身につけ、どのように自身の能力に還元できるかが重要です。そのため、資格を取って終わりにせず、せっかく得た知識を実践でも活かして、その経験を自分の能力として定着させることが大事です。

大学生活も充実させつつ取れる資格

普通自動車免許

おすすめ度 ★★★★★
難易度 ★・・・・
役立ち度 ★★★★★

普通自動車免許は、時間のある大学生のうちに取っておくべき資格の代表例です。社会人になってから働きながら通うのは、かなりの負担となり、なかなか取ることが難しいかもしれないからです。

教習所に通いながら取得するのも可能ですが、学生なら春や夏の長期休暇を使った合宿にも参加しやすいでしょう。楽しい大学生活を送る上でも貴重な機会なので、大学1~2年生のうちに取得しておくのがおすすめです。

運転免許証は、社会人になってからも「顔写真付きの身分証明証」として活用できます。学生のうちは学生証がありますが、卒業後はマイナンバーと運転免許証が身分証明のメインとなるため、持っておくと便利です。

TOEIC

おすすめ度 ★★★★・
難易度 ★★★・・
役立ち度 ★★★★★

TOEICは「Test of English for International Communication(国際コミュニケーション英語能力テスト)」の略称で、英語能力がどの程度あるかが判断できるテストです。合否があるわけではなく、最低10点、最大990点の得点形式で結果が出ます。

大学・学部によっては、「TOEIC IPテスト」という団体受験を授業内で受けられることもあり、単位に直結する場合もあります。英語の授業があるうちにしっかり勉強して、英語力を身につけておくことが、単位にも就活にも役立ちます。

大学1年生のうちは、受験勉強で覚えた英語力が残っている人も多いと思います。大学生になったからといって英語学習の習慣をやめず、引き続き英語に触れるようにするとよいでしょう。

選考を除けば、TOEIC500~600点程度の英語力でも十分役に立ちます。高得点を取れないからといって、就活には意味がないとあきらめず、できる範囲でより高い英語力を身につけることをおすすめします。

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

おすすめ度 ★★★・・
難易度 ★・・・・
役立ち度 ★★★・・

MOSとは「Microsoft Office Specialist」の略称で、ビジネスで活用されるオフィスソフトであるExcelやWord、PowerPointなどをうまく使えるかどうかの検定です。

オフィスソフトは幅広い業種で使われるため、一通り扱えるようになっておけば、業務でつまずくことがなくなります。この資格取得が就活自体を直接楽にするわけではないものの、就職後に困らないための基礎能力として、身につけておくのがおすすめです。

大学生活では、WordやExcelでレポートを書いたり、PowerPointを使ってプレゼン資料を作るなど、オフィスソフトを使用する機会がたくさんあります。日頃から積極的に活用し、問題なく使えるようにしておきましょう。

社会勉強になる資格

日経TEST

おすすめ度 ★★★・・
難易度 ★・・・・
役立ち度 ★★・・・

日経テストは、ビジネスに必要な幅広い知識や、それを基に考える力を問うテストです。TOEICと同じく合否はなく、最大1,000点の点数で結果が出ます。

現代社会に起きている時事問題や、社会・経済における常識を学べるのがメリットです。幅広い業界の知識を満遍なく身につけることで、自己分析・評価、志望業界を決めるのに役に立つこともあるでしょう。

ITパスポート

おすすめ度 ★★・・・
難易度 ★・・・・
役立ち度 ★★・・・

ITパスポートは、ITに関する基礎知識を問われる資格です。この資格の勉強をすることで、IT業界では知っていて当然の知識が身につくため、IT系企業への就職を目指す人なら、学生のうちに取得しておきたい資格です。

インターネットを使う人であれば、ある程度は既に知っているような内容も多く問われるため、合格すること自体は難しくありません。

過去問や勉強アプリも無料で公表されているため、まずそれを試してみて、分からない問題が多いようなら、本格的に勉強して受験してみるとよいでしょう。

今後の足がかりになる資格

FP技能士(ファイナンシャル・プランニング)3級・2級

おすすめ度 ★★★・・
難易度 ★・・・・
役立ち度 ★★・・・

「FP技能士」になるために必須の資格ですが、実際には保険・金融業界の知識を広く問われる内容となっています。試験の出題範囲は、ライフプランニングのほか、資産運用や不動産など、主に金融関係の基礎知識を問われます。

就活で直接活かせるものではないかもしれませんが、「お金」に関する一般教養も学べるため、金融業界を目指す人以外にもおすすめです。

大学生のうちは、金融に関する知識を持っていない人がほとんどです。3級なら1カ月程度の勉強で合格できる難易度なので、志望業界をおおまかに選ぶ際の判断材料の一つとして勉強し、受験してみるのもよいでしょう。

日商簿記3級・2級

おすすめ度 ★★★★・
難易度 ★★・・・
役立ち度 ★★★・・

簿記検定は、企業の取り引きを帳簿に記録する、経理の業務で必要となる知識・技能を問う資格です。

簿記を学習することで、経理に関する基礎知識のほか、財務諸表を読む力、経営管理や分析力が身につきます。簿記を身につけていれば、社会人になってからコストを意識して仕事ができるようになりますし、取り引き先の経営状況も把握しやすくなります。

そのため、帳簿をつける経理担当者だけではなく、すべての社会人に役立つ資格となっています。

経理業務は必ず発生するため、どの業界に進むにしても有用な知識・技能であり、採用時に優遇される業種が多いのもポイントです。その割に、難易度は比較的低いので、取得しておいて損はありません。

基本情報技術者

おすすめ度 ★★★★・
難易度 ★★・・・
役立ち度 ★★★・・

基本情報技術者は、主にプログラマを目指す人にとって、最初に取得すべき資格です。ITパスポートが”常識”を問われるものだとすると、こちらはIT業界の”専門知識”を問われる内容となっています。

”専門知識”といっても基本的な内容なので、大学生でもしっかりと勉強すれば合格できる資格です。大学によっては、単位として認定される場合もあるようですので、まず自分の学科ではどうなのかを調べてみてはいかがでしょうか。

難易度の割には、就職活動で高い評価を得やすく、社会人になってから昇格や転職につながる場合も少なくありません。プログラマやシステムエンジニアなど、詳しい専門知識が求められるIT業種を目指したい人なら、学生のうちに取っておくと将来的にも役立ちます。

手に職をつけられる難関資格

公認会計士

おすすめ度 ★★★★・
難易度 ★★★★★
役立ち度 ★★★★★

公認会計士は、企業が公開する財務情報を検証し、株式市場でその正しさを保証する「監査」が主な仕事となります。この監査業務は、公認会計士にのみ許された寡占業務で、株式市場でも非常に重要な役割を持ちます。

公認会計士を取得した人は、ほとんどが「監査法人」である企業に就職できます。年収に関しては、個人差はあるものの、入社後4~8年で600~850万程度と一般的な企業と比べると高水準となっています。社員のままでも年収を上げることは可能ですが、より高い収入を得るために、独立して事業所を構える人もたくさんいます。就職・独立の道が明確で、いったん取得してしまえば職に困ることがない資格となっています。

学習に必要な期間は、3年以上と考えるのが妥当です。優秀な大学生でも、1年生の春~夏からみっちりと勉強し、大学4年生の8月に合格できるかどうか、というのが一般的な流れです。そのため、資格の勉強は大学1年生の早いうちに始めるのがよいでしょう。

令和元年の合格者は平均25歳程度で、7割近くが学生となっています。これは、ほかの難関資格と比べて、かなり年齢が若い水準です。決して簡単な資格ではありませんが、学生のうちに手に職がつく資格を取りたいと考える人には、最もおすすめの資格といえます。

弁理士

おすすめ度 ★★・・・
難易度 ★★★★★
役立ち度 ★★★★・

弁理士は、特許や商標などの「知的財産」に関する専門家です。特許や商標、意匠といった「知的財産権」を、個人や企業の代理として特許庁へ申請することが主な業務となります。また、知財を侵害された際の対策や、他人の権利を侵害していないかなど、知財全般についてのコンサルティングを行うのも仕事の一つです。

主な仕事として特許申請がありますが、申請手続きよりも「その技術が他社で特許取得済みかどうかを調べる」業務が大変です。当然ながら、依頼された技術の内容を理解できる能力がなければ務まらないため、非常に幅広い理系の知識が必要となります。

試験の内容も、理系の学問分野で習うものが多いため、受験生は理系の大学・学部出身者が多くを占めます。

ただし、理系科目を専攻する大学生は研究で忙しいことも多く、学業と弁理士の資格勉強を両立させるのが難しいという現実は、あらかじめ認識しておきましょう。弁理士を将来の目標として念頭に置きつつ、意識して幅広い分野の知識を吸収することが、資格取得への近道です

不動産鑑定士

おすすめ度 ★★★・・
難易度 ★★★★★
役立ち度 ★★★★★

不動産鑑定士は、その名のとおり、土地や建物といった不動産を鑑定し、適正な金額(経済価値)を決定する専門家です。この鑑定業務は、国家資格である「不動産鑑定士」を持つ人のみが請け負うことのできる仕事です。

不動産の適正価値は、売買や相続などのさまざまなシーンで必要となり、公的な場面でも民間の取り引きでも高い需要があります。不動産関連の法律や、経済・税金などに関する幅広い知識が要求されるため、難易度は高いですが、その分、重用される資格です。

不動産鑑定士を取得した人は、「企業内鑑定士」として企業に勤めることが多いようです。不動産の鑑定評価だけではなく、不動産周りの実務者・相談役として、不動産会社や金融機関のほか、コンサルティング会社など、さまざまな業種の企業で活躍の場があります。

学習に必要な期間は、3年以上と見るのが一般的で、公認会計士などと並び、かなりの高難関資格です。合格者の平均年齢は32歳前後と、基本的には社会人が取得する資格となっています。ただ合格率で見ると、20代が最も高いため、本格的に取得を目指すなら大学生のうちに勉強を始めるのがおすすめです。

難関の国家資格はほかにも多数あり

上記に挙げた資格のほかにも、宅地建物取引士や社会保険労務士といった有用な難関資格があります。将来進みたい業界が決まっている人は、それに合わせて役に立つ資格を調べ、取得に向けて勉強するとよいでしょう。

大学1年生のうちにしっかりと授業を受けて単位を取得しておけば、2年後期~3年生の時に、資格の勉強をする余裕が出てくるかもしれません。長期間の勉強が必要な超難関の資格はともかく、1年程度の勉強で合格の見込みがある資格なら、その間に取得を目指すのがおすすめです。

まとめ

この記事では、就職で役に立つ資格についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

社会人になると仕事が忙しく、資格勉強に充てられる時間がなかなか取れなくなります。もし気になる資格があれば、大学生のうちに勉強し、取得しておくことをおすすめします。

ただし、冒頭でも触れましたが、資格の勉強に明け暮れて大学の単位を落としてしまわないように、うまくバランスを取りながら、学業を両立させましょう。

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